チャイコフスキー 大序曲「1812年」:興奮・轟き

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チャイコフスキー:1812年

チャイコフスキー 大序曲「1812年」 変ホ長調 作品49


1812年、ナポレオン率いるフランス軍はロシアに遠征し、ロシア軍に返り討ちにあう。
ロシア軍の勝利を描いた約16分の序曲。


ギリシア聖教徒の聖歌をモチーフにした序奏は、ロシア軍が勝利を神に祈っているかのようだ。
ロシア軍は行進し、ラ・マルセイエーズを奏でながら進んでくるフランス軍と衝突する。
ロシア民謡とラ・マルセイエーズは入り乱れ、激しい戦いが行われる。
両軍は大砲を撃つ。降り注ぐ砲弾。
フランス軍はロシアの気候にやられたのだろうか、ラ・マルセイエーズは段々と遠のいていく。敗走だ。
逃げるナポレオンを追うアレグロの主題、勝利を歌うffffの主題。
鐘が鳴り、高揚した全合奏とともに、勝利の号砲を打ち鳴らす。
怒濤のような興奮が押し寄せるフィナーレ。
愛国心が体の奥底まで轟く。

チャイコフスキー:1812年 チャイコフスキー:1812年
バレンボイム(ダニエル),チャイコフスキー,シカゴ交響楽団

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都内在住のクラシック音楽ファンです。コーヒーとお酒が好きな二児の父。趣味は音源収集とコンサートに行くこと、ときどきピアノ、シンセサイザー、ドラム演奏、作曲・編曲など。詳しくは→more

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