クラシック音楽の楽曲に関する話題を中心に、芸術について考えたこと、哲学・文学・美学などのちょっとアカデミックな話、聴きに行った演奏会や観に行った展覧会、うちの猫ちゃんのことやクラシックCD聴き比べ、その他日常の諸々を含め、適当な文章を書き綴っていきます。「ボクノオンガク」というブログ名は、よくあるパソコンの音楽フォルダ名“My Music”の和訳と、小澤征爾さんの本『ボクの音楽武者修行』から。

Monthly archive 12月, 2008

牧歌、2008年末の喜びと感謝

このブログを始めてから半年経ち、ようやく30曲くらいですね。 見てくださっている方、ありがとうございます。 これからも色々な名曲を取り上げていくつもりです。 年末年始は普段以上にクラシックが盛り上がります。 東急ジルベスターは、ラプソディ・イン・ブルーでカウントダウン、 また、ウィーンフィル・ニューイヤーはバレンボイム指揮です。 楽しみですね。 それではみなさま、良いお年を。
フォーレ ジャン・ラシーヌの讃歌:宗教と愛、神、音楽

フォーレ ジャン・ラシーヌの讃歌:宗教と愛、神、音楽

フォーレ ジャン・ラシーヌの讃歌 作品11 本当は25日中に更新したかったのだが、間に合わなかった。 「レクイエム」で高名な、フォーレの歌曲(宗教曲)である。器楽をやっているとあまり聴くことはないが、合唱の世界では有名である。 フォーレの器楽曲と、フォーレその人についてはまたの機会に十分語ろうと思う。今は敢えてこの曲を取り上げる。 ラシーヌとはフランスの詩人である。ラシーヌの詩にフォーレが曲をつけ […]
マスカーニ 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲:美はいかに強いか

マスカーニ 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲:美はいかに強いか

マスカーニ 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲 「みゅーじん」に井上道義が出ていて、マスカーニの「イリス」を日本初演したという話を耳にし、(こんな曲日本で取り上げる人がいるのかー、と)驚いた。 昔マスカーニ好きの友人が熱く語っていた「イリス」については、またの機会にして、有名どころを取り上げよう。 「カヴァレリア・ルスティカーナ」は、ポンキエッリに学び、プッチーニとは友人でありライバル […]
クライスラー ウィーン綺想曲、ほか:小品について

クライスラー ウィーン綺想曲、ほか:小品について

クライスラー ウィーン綺想曲、愛の喜び、愛の悲しみ、美しきロスマリン ついこの間、千住真理子氏のヴァイオリン・リサイタルに行ってきた。 実に充実のプログラム、前評判通り力強く、かつ繊細な演奏で満足だったのだが、クライスラーの楽曲はなかった。少し残念。 数あるヴァイオリン愛奏曲において、もちろんピアノ作品や宗教曲の編曲も良いが、クライスラーのオリジナル作品もやはり醍醐味の一つだ。 クライスラーの小品 […]
マーラー 交響曲第1番「巨人」:クラシックの本質へ

マーラー 交響曲第1番「巨人」:クラシックの本質へ

マーラー 交響曲第1番ニ長調「巨人」 さて、マーラーについて書くのは、いささか面倒なことである。 というのは、このブログは、高度に専門的な、あるいは理論的な切り口で音楽を紹介するのを目指してはいないからだ。 それに僕は別に専門的に音楽を学んではいないので、そんなことを書いてもしょうがない訳だ。 ということで、マーラーやブルックナーは今まで避けてきたのだが、まあそろそろ解禁しても良いかな、と思い、「 […]
メンデルスゾーン 交響曲第3番「スコットランド」:不思議な寒さ

メンデルスゾーン 交響曲第3番「スコットランド」:不思議な寒さ

メンデルスゾーン 交響曲第3番イ短調「スコットランド」 作品56 シューマン、リストらと同時代の、ロマン派を代表するドイツの作曲家、フェリックス・メンデルスゾーンの交響曲。 彼は5つの交響曲を残しているが、番号は出版順であり、「スコットランド」は実質最後に作られた交響曲である。 副題の通り、メンデルスゾーンがスコットランドを旅行した際に手がけられた作品だ。 メンデルスゾーンというと、クラシック好き […]