クラシック音楽の楽曲に関する話題を中心に、芸術について考えたこと、哲学・文学・美学などのちょっとアカデミックな話、聴きに行った演奏会や観に行った展覧会、うちの猫ちゃんのことやクラシックCD聴き比べ、その他日常の諸々を含め、適当な文章を書き綴っていきます。「ボクノオンガク」というブログ名は、よくあるパソコンの音楽フォルダ名“My Music”の和訳と、小澤征爾さんの本『ボクの音楽武者修行』から。

Monthly archive 1月, 2010
ピアソラ バンドネオン協奏曲「アコンカグア」:やまない情熱の音楽

ピアソラ バンドネオン協奏曲「アコンカグア」:やまない情熱の音楽

ピアソラ バンドネオン協奏曲「アコンカグア」 独特のタンゴで人気の高いアストル・ピアソラは、実はバンドネオンと弦楽・打楽器のための協奏曲を作っている。 自身もバンドネオン奏者として活躍したピアソラは、自身のソロでこの曲の録音を残しており、また数少ないバンドネオンのための協奏曲であり、バンドネオン奏者はこぞって演奏するレパートリーである。 バンドネオンというと、クラシックではあまり聞かないシロモノだ […]
スクリャービン 交響曲第4番「法悦の詩」:大人のためのクラシック代表

スクリャービン 交響曲第4番「法悦の詩」:大人のためのクラシック代表

スクリャービン 交響曲第4番「法悦の詩」作品54 クラシック音楽には、その曲ごとに様々な形容がされるが、まあこの曲について一言で言えば「エロい」ということになる。 エロいクラシックは沢山あるし、演奏の仕方を「エロい」と褒めたりすることもあるが、ともあれこれはクラシック音楽を代表するエロさと言ってよいだろう。 原題は Le poème de l’extase であり、日本語では上手いこと […]
三善晃 三つの抒情:ほのかな音のかほり

三善晃 三つの抒情:ほのかな音のかほり

三善晃 三つの抒情 クラシックファンの間で三善晃と言ったら大概は「交響三章」の話が出るし、ピアノ好きなら「三善メソッド」で、吹奏楽好きなら「深層の祭」という名曲の話になるが、もう少し広く言ったらやはり三善は合唱の人だ。 中学校のクラス対抗合唱コンクールで歌われる曲程度しか合唱曲に対する知識を持っていなかった僕が初めて三善の合唱作品を聴いたとき、何だか得も言われぬ不思議な気持ちになったものだ。 そう […]

歌詞置き場4

三善晃 三つの抒情
ロンビ シャンパン・ギャロップ:お酒はお好き?

ロンビ シャンパン・ギャロップ:お酒はお好き?

ロンビ シャンパン・ギャロップ 「北のヨハン・シュトラウス」の異名を持つ、ハンス・クリスチャン・ロンビは、デンマークの作曲家だ。 ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート2010で、この曲が取り上げられた。ロンビの曲が取り上げられたのは史上初だそうだ。 ロンビは、シュトラウスⅠ世の音楽に惚れこんでから、「ルイーゼ女王のワルツ」や「コペンハーゲンの蒸気機関車のギャロップ」など、シュトラウス風の舞曲 […]