クラシック音楽の楽曲に関する話題を中心に、芸術について考えたこと、哲学・文学・美学などのちょっとアカデミックな話、聴きに行った演奏会や観に行った展覧会、うちの猫ちゃんのことやクラシックCD聴き比べ、その他日常の諸々を含め、適当な文章を書き綴っていきます。「ボクノオンガク」というブログ名は、よくあるパソコンの音楽フォルダ名“My Music”の和訳と、小澤征爾さんの本『ボクの音楽武者修行』から。

Monthly archive 1月, 2011
シューベルト 交響曲第5番:シャイな美しさ

シューベルト 交響曲第5番:シャイな美しさ

シューベルト 交響曲第5番 変ロ長調 D.485 シューベルトの交響曲と言うと、グレートと未完成が名高いが、それ以外の交響曲も非常に魅力的な作品である。 というのは、1番から6番までの、シューベルトが青年期に作曲した作品群は、それ以降のものより編成も小さく、演奏時間も短めで、非常に聴きやすいからだ。そして美しい。 何もグレートが長すぎると文句を言っているのではない。僕だってグレートは大好きである。 […]
バーンスタイン キャンディード序曲:お茶目に楽しく

バーンスタイン キャンディード序曲:お茶目に楽しく

バーンスタイン キャンディード序曲 「ワクワクする音楽会」の幕開けに最も相応しい序曲と言ったら、聴いてすぐにワクワクするこの「キャンディード」序曲に勝るものはないだろう。 もちろんその音楽会とは某テレビ番組のことだけではないが、さわりだけで心躍る序曲だ。 昨年の終わりにたまたま演奏会でキャンディードのアリア「着飾って、きらびやかに」を聴く機会があり、やはりキャンディードはいいなあと思った。 その「 […]
カプースチン フルート、チェロとピアノのための三重奏曲:競争!

カプースチン フルート、チェロとピアノのための三重奏曲:競争!

カプースチン フルート、チェロとピアノのための三重奏曲 作品86 新年最初に取り上げるのは、クラシックの枠からちょっとはみ出ているかもしれない、カプースチンの作品。 カプースチンというとピアノの独奏曲が有名だが、彼の室内楽や協奏曲もなかなか興味深い。 特にこの作品は、聴いた瞬間に惚れてしまった。カプースチンはこんなにオシャレなのか、と特に3楽章は吃驚。 フルート、チェロとピアノのための三重奏曲は、 […]