クラシック音楽の楽曲に関する話題を中心に、芸術について考えたこと、哲学・文学・美学などのちょっとアカデミックな話、聴きに行った演奏会や観に行った展覧会、うちの猫ちゃんのことやクラシックCD聴き比べ、その他日常の諸々を含め、適当な文章を書き綴っていきます。「ボクノオンガク」というブログ名は、よくあるパソコンの音楽フォルダ名“My Music”の和訳と、小澤征爾さんの本『ボクの音楽武者修行』から。

Monthly archive 1月, 2012
パーセル 聖セシリアの日のためのオード:ダイナミズムとバランス

パーセル 聖セシリアの日のためのオード:ダイナミズムとバランス

パーセル 聖セシリアの日のためのオード「めでたし、輝かしきセシリアよ!」Z.328 ことあるごとに僕はイギリスのクラシック音楽が好きだと語ってきたが、パーセルはそのイギリスクラシックの祖と言える17世紀の作曲家だ。 パーセルの生きた17世紀のイギリス史を概観すると、1642年に清教徒革命、指導者オリヴァー・クロムウェルは1649年にチャールズ1世を処刑し、王政が廃止。 クロムウェルは護国卿になった […]

歌詞置き場8

パーセル 聖セシリアの日のためのオード「めでたし、輝かしきセシリアよ!」Z.328
スーザ ワシントン・ポスト:思い出のマーチ No.2

スーザ ワシントン・ポスト:思い出のマーチ No.2

スーザ ワシントン・ポスト アメリカの「マーチの王」ことジョン・フィリップ・スーザの行進曲。 このワシントン・ポストは「スーザの最も有名な行進曲のひとつ」とか「スーザの最も演奏される行進曲のひとつ」などと紹介されることが多い。 まあ、こういう表現はよく見かけるし、実際僕もよく使う表現だが、これはぼやかしているのであり、本当に一番有名なものや最も多く演奏されたものがわからないから使うものだ。 ズバリ […]
リゲティ アトモスフェール:音、音楽、クラシックと雰囲気

リゲティ アトモスフェール:音、音楽、クラシックと雰囲気

リゲティ アトモスフェール ほとんどの人が想像する、いわゆる「現代音楽」というと、こういった作品になるのだろう。映画「2001年宇宙の旅」でも使われたリゲティの中では有名な管弦楽曲だ。 リゲティは1923年生まれのハンガリーの作曲家で、ブダペストではコダーイに師事した。1956年のハンガリー動乱のときにウィーンに亡命。その後ケルンに移り、シュトックハウゼンらの前衛手法に出会い衝撃を受ける。 彼の特 […]
サラサーテ カルメン幻想曲:格好をつけるということ

サラサーテ カルメン幻想曲:格好をつけるということ

サラサーテ カルメン幻想曲 作品25 パブロ・デ・サラサーテという作曲家の名前を聞いたことがあるだろうか。この曲とあとはツィゴイネルワイゼンだけが有名な、スペインの作曲家でありまたヴァイオリン奏者でもある。 なんだか棘のある言い方だが、決して嫌いだとか馬鹿にしているという訳ではない。むしろ少し申し訳ない気持ちになるくらいだ。 その理由は2つ、1つ目はまだビゼーのカルメンすら記事を書いていないのに先 […]
シューベルト アヴェ・マリア:祈りを……

シューベルト アヴェ・マリア:祈りを……

シューベルト アヴェ・マリア(エレンの歌第3番 作品52-6 D.839) あまりにも有名なシューベルトの美しい歌曲、アヴェ・マリア。 「アヴェ・マリア」(Ave Maria!)とは日本語では「めでたしマリア様」という意味。 聖母マリアに祈りを捧げる歌ではあるが、いわゆる宗教音楽ではないので注意。ウォルター・スコットの叙事詩「湖上の美人」をもとに、シューベルトが7曲の歌曲を作った。そのうちの第6曲 […]

歌詞置き場7

シューベルト アヴェ・マリア