クラシック音楽の楽曲に関する話題を中心に、芸術について考えたこと、哲学・文学・美学などのちょっとアカデミックな話、聴きに行った演奏会や観に行った展覧会、うちの猫ちゃんのことやクラシックCD聴き比べ、その他日常の諸々を含め、適当な文章を書き綴っていきます。「ボクノオンガク」というブログ名は、よくあるパソコンの音楽フォルダ名“My Music”の和訳と、小澤征爾さんの本『ボクの音楽武者修行』から。

Monthly archive 11月, 2013
伊藤康英 津軽三味線協奏曲:コンチェルトとしての価値

伊藤康英 津軽三味線協奏曲:コンチェルトとしての価値

伊藤康英 津軽三味線協奏曲 この作品よりも先に、伊藤康英作品の中で僕がとっても大好きな曲である、吹奏楽のための交響詩「ぐるりよざ」を紹介しようと思っていたのだが(よって上のCDリンクはぐるりよざ)、縁あってこの協奏曲の初演を聴くことが出来たので、ここで取り上げたいと思う。伊藤康英は吹奏楽の世界では有名な作曲家で、ほかには歌曲や子どもものための音楽教育にも力を入れている。 邦人作曲家の吹奏楽作品は数 […]
ヴォーン=ウィリアムズ イギリス民謡組曲:模範的な古典

ヴォーン=ウィリアムズ イギリス民謡組曲:模範的な古典

ヴォーン=ウィリアムズ イギリス民謡組曲 かの名指揮者フレデリック・フェネルは言った。「現在アメリカで出版され、演奏されている吹奏楽の少なくとも90%は、1900年代初頭のイギリス軍楽隊のレパートリーを模範としている」と。 このレパートリーとは当然のことながら、ホルストの「吹奏楽のための第1組曲」(1909年)と「第2組曲」(1911年)、ゴードン・ジェイコブの「ウィリアム・バード組曲」(1924 […]