クラシック音楽の楽曲に関する話題を中心に、芸術について考えたこと、哲学・文学・美学などのちょっとアカデミックな話、聴きに行った演奏会や観に行った展覧会、うちの猫ちゃんのことやクラシックCD聴き比べ、その他日常の諸々を含め、適当な文章を書き綴っていきます。「ボクノオンガク」というブログ名は、よくあるパソコンの音楽フォルダ名“My Music”の和訳と、小澤征爾さんの本『ボクの音楽武者修行』から。

Monthly archive 7月, 2014
シューベルト 交響曲第1番:愛すべきエピゴーネン

シューベルト 交響曲第1番:愛すべきエピゴーネン

シューベルト 交響曲第1番 ニ長調 D82 シューベルトが第一交響曲を仕上げたのは1813年の10月18日、彼がまだ16才のときで、コンヴィクト(寄宿制の神学校であり、アントニオ・サリエリの下で音楽を学べた)を去る直前の頃だとされている。 1楽章には大きな繰り返しもあり、また草稿にあまり苦労した形跡が見られないため、相当の速筆だったのではないかとされることもあるが、一度聴けば非常に印象的で、よく磨 […]
スメタナ 弦楽四重奏曲第1番「わが生涯より」:“自叙伝カルテット”のパイオニア

スメタナ 弦楽四重奏曲第1番「わが生涯より」:“自叙伝カルテット”のパイオニア

スメタナ 弦楽四重奏曲第1番「わが生涯より」 6年間もブログを続けてきて、未だに1曲も記事を書いていないビッグネームがちらほらいるのだが、スメタナもその一人で、本日解禁。 ロマン派音楽というのは、古典派からの移行期であるシューベルトにしろ後期のマーラーにしろ、大まかに捉えるとプライベートな感情の音楽であると言えるが、それに国民性という特徴を付したのがスメタナの大きな功績である。 いわゆる「国民楽派 […]