クラシック音楽の楽曲に関する話題を中心に、音楽・芸術・哲学・文学・美学などの話、聴きに行った演奏会や観に行った展覧会の感想、その他日常の諸々を含め、適当な文章を書き綴っていきます。「ボクノオンガク」というブログ名は、よくあるパソコンの音楽フォルダ名“My Music”の和訳と、小澤征爾さんの本『ボクの音楽武者修行』から。

Monthly archive 3月, 2019
ジェイコブ ウィリアム・バード組曲:偉大なる編曲家

ジェイコブ ウィリアム・バード組曲:偉大なる編曲家

ジェイコブ ウィリアム・バード組曲 先日の某アニメ音楽のオーケストラコンサートで編曲に対する感想も書いたのだが、素晴らしいアレンジとはどういうものかを味わえる名曲を取り上げよう。 このブログでも何度か名前を出している英国の作曲家、いや敬意をもって「編曲家」と呼びたい、ゴードン・ジェイコブ(1895-1984)の最も有名な作品、「ウィリアム・バード組曲」である。ジェイコブは王立音楽院でスタンフォード […]
シューマン ピアノ協奏曲 イ短調:青みを帯びた川のうねり

シューマン ピアノ協奏曲 イ短調:青みを帯びた川のうねり

シューマン ピアノ協奏曲 イ短調 作品54 以前、芸大生が書いた「東京藝術大学の学生生活は本当に病むから気をつけた方がいい」という記事が話題になったが、病みアーティスト界のレジェンドであるシューマンさんの伝記でも読んだら少しは気持ちも晴れるかしら。逆効果かもしれないが。 ロマン派ピアノ協奏曲の最大の傑作、シューマンのピアノ協奏曲イ短調も、1楽章は苦労の末にクララと結婚したばかりの頃(1841年)に […]
ヴュストホフ スヘルデ川:なんでも屋さんのオーケストラ曲

ヴュストホフ スヘルデ川:なんでも屋さんのオーケストラ曲

ヴュストホフ スヘルデ川 以前ラジオでレキシか誰かがリクエストナンバーの米津玄師のlemonについて「レモンという曲にハズレ無し!」と言って笑いを取っていた。もちろんこのコメントを真剣に受け止める必要はないが、僕は随分以前から言っている「川をテーマにしたクラシックにハズレ無し」というのは、そろそろ世間的にも常識になって欲しいと思っている。 まあ冗談はともかく、このブログでも美しく青きドナウやシュー […]