クラシック音楽の楽曲に関する話題を中心に、音楽・芸術・哲学・文学・美学などの話、聴きに行った演奏会や観に行った展覧会の感想、その他日常の諸々を含め、適当な文章を書き綴っていきます。「ボクノオンガク」というブログ名は、よくあるパソコンの音楽フォルダ名“My Music”の和訳と、小澤征爾さんの本『ボクの音楽武者修行』から。

Monthly archive 5月, 2019
タネーエフ ピアノ四重奏曲:対位法もユーモア

タネーエフ ピアノ四重奏曲:対位法もユーモア

タネーエフ ピアノ四重奏曲 変ホ長調 作品20 ロシアの作曲家のブラームス嫌い、あるいはワーグナー嫌いは、色々資料を読むと面白い。例えばリムスキー=コルサコフはキュイら仲間たちと揃ってアンチ・ワグネリアンだったし、ストラヴィンスキーもバイロイトでワーグナー作品を貶している。チャイコフスキーも一時期ブラームスを嫌っていたし、ワーグナーの楽劇を退屈だと批判した。19世紀後半から20世紀頭にかけて活躍し […]
【名盤への勧誘】プロコフィエフ ピアノ・ソナタ第7番「戦争ソナタ」 グレン・グールド(p) (1967年6,7月)

【名盤への勧誘】プロコフィエフ ピアノ・ソナタ第7番「戦争ソナタ」 グレン・グールド(p) (1967年6,7月)

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ヒンデミット トゥッティフェントヒェン組曲:きれいな音だけ詰め合わせ

ヒンデミット トゥッティフェントヒェン組曲:きれいな音だけ詰め合わせ

ヒンデミット トゥッティフェントヒェン組曲 急に初夏めいてきたこの頃ですが、全く季節外れのクリスマス音楽をお送りしましょう。ヒンデミットによる子どものための劇伴音楽、「トゥッティフェントヒェン組曲」を紹介したい。 1922年、クリスマスの児童劇のために書かれた音楽であり、組曲は馴染みやすい旋律ばかりの11曲がどれも1分~2,3分の長さで、愛らしい小品集のような音楽だ。 子ども向けと侮れないのはさす […]
プロコフィエフ ピアノ・ソナタ第7番「戦争ソナタ」:荒れた大地を駆ける何か

プロコフィエフ ピアノ・ソナタ第7番「戦争ソナタ」:荒れた大地を駆ける何か

プロコフィエフ ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 作品83「戦争ソナタ」 今をときめくピアニスト、ユリアンナ・アヴデーエワが2014年にフランスのトゥールで行ったリサイタルで、シューベルトのD946、プロコフィエフのソナタ第7番、ショパンの24の前奏曲を取り上げた(音盤にもなっている)。この3曲を取り上げた理由として、プロコフィエフの亡命の旅を挙げている。プロコフィエフは渡米する際に一旦日本に立ち寄 […]