クラシック音楽の楽曲に関する話題を中心に、音楽・芸術・哲学・文学・美学などの話、聴きに行った演奏会や観に行った展覧会の感想、その他日常の諸々を含め、適当な文章を書き綴っていきます。「ボクノオンガク」というブログ名は、よくあるパソコンの音楽フォルダ名“My Music”の和訳と、小澤征爾さんの本『ボクの音楽武者修行』から。

Monthly archive 7月, 2019
D・ゴーティエ 神々の修辞学:ラ・レトリーク・デ・デュー

D・ゴーティエ 神々の修辞学:ラ・レトリーク・デ・デュー

D・ゴーティエ 神々の修辞学 オヤマダアツシ氏が新日フィル定期のパンフに、学生の頃「マニアック合戦」と称して、友人たちとマニアックな録音を持ち寄り「これ知ってる?知らないよね」という態度で自慢げに交換し合い、知識を高めてたという文を書いており、これぞオタクと膝を打った。好奇心は偉大なる教師だと語られていた。 大体オタクは自分が知らないのが悔しいので、知ったかぶりでもなんでもしてその場をしのぎ、後で […]
メンデルスゾーン 吹奏楽のための序曲:元祖ナンバー2

メンデルスゾーン 吹奏楽のための序曲:元祖ナンバー2

メンデルスゾーン 吹奏楽のための序曲 ハ長調 作品24 指揮者クラウディオ・アバド最大の功績は何か。それはメンデルスゾーンの「吹奏楽のための序曲」をロンドン響と録音したことだ……なんて言い切っても良いくらい、評価されるべき録音だろう。 と最近、6月末に故アバドの誕生日(僕の誕生日と同じだ)が来たときに思ったのだ。ここ数年における僕個人のアバド録音のお気に入りとしては、60年代のトリノRAI響とのブ […]
国枝春恵 男声合唱のための「夫婦善哉」~「誹風柳多留」より:男声は哀しからずや江戸の歌

国枝春恵 男声合唱のための「夫婦善哉」~「誹風柳多留」より:男声は哀しからずや江戸の歌

国枝春恵 男声合唱のための「夫婦善哉」~「誹風柳多留」より 時々こうしてブログで邦人合唱作品を取り上げるのは、いわゆるクラシック音楽のファンと、合唱が好きな人との間には壁があって、なかなか交わらないと感じているからであり、少しでもお互いにお互いの魅力が伝わればいいなあと思っているからである。つまり、いわゆるクラシック音楽ファンがあまり聴かなそうな、松下耕とか信長貴富とかのことを紹介したいのだが、今 […]

歌詞置き場16

国枝春恵 男声合唱のための「夫婦善哉」~「誹風柳多留」より 1.女房の留守 すいな事かな すいな事かな 女房の留守も中ゝおつなもの 柳多留三 女房が留守だとはめをはづす也 柳多留八 女房が留守で囲いにうちを見せ 柳多留二十二 囲い、囲い、お妾さん? 女房がでると誰かを呼びあつめ 柳多留二十一 女房が留守で流しにわんだらけ 柳多留十三 女房が留守塩からで呑んで居る 柳多留十 女房の留守みそづけをつか […]