クラシック音楽の楽曲に関する話題を中心に、音楽・芸術・哲学・文学・美学などの話、聴きに行った演奏会や観に行った展覧会の感想、その他日常の諸々を含め、適当な文章を書き綴っていきます。「ボクノオンガク」というブログ名は、よくあるパソコンの音楽フォルダ名“My Music”の和訳と、小澤征爾さんの本『ボクの音楽武者修行』から。

Monthly archive 8月, 2019
バーバー 夏の音楽:綺麗な音してたんだね

バーバー 夏の音楽:綺麗な音してたんだね

バーバー 夏の音楽(サマー・ミュージック) 作品31 8月末にすべりこみでサマーミュージック。今年も猛暑の日があったり意外と涼しい日があったりしましたが、皆様お元気でしょうか。 夏というと何を思い浮かべますか?海?プール?スイカ?カブトムシ?これを読むような人はもう、そんなもの思い浮かべませんか? 子ども時代のキラキラした楽しい夏休みはいつの間にか記憶の彼方、今はただただ暑い中がんばって生きている […]
マーラー 交響曲第4番:シューベルトによろしく

マーラー 交響曲第4番:シューベルトによろしく

マーラー 交響曲第4番 ト長調 クセの強いオタクが多く、そこら中で書かれているマーラーやショスタコーヴィチやブルックナーはあまり取り上げたくない。もう素人には書くことがないくらい既出なんじゃないかと。下手なことは書けないしね。 なのでマーラーはまだブログを始めたばかりの若かりし頃、2008年に1番、2009年に8番の記事を書いてから暫く敬遠しているのだけど、実は最近、結構4番を聴いているので、ここ […]
ベルリオーズ 葬送と勝利の大交響曲:勝利の女神は勇者に微笑む

ベルリオーズ 葬送と勝利の大交響曲:勝利の女神は勇者に微笑む

ベルリオーズ 葬送と勝利の大交響曲 作品15 「最初から最後まで素晴らしい」「フランスという国が存在する限り、この交響曲は残り続け、人の心を高揚させると確信している」これはワーグナーによるこの曲の評である。 ベルリオーズの交響曲と名がつく作品は、それまでの交響曲とは全く姿を異にするものばかりで、初期ロマン派を象徴する最も有名な5楽章の交響曲である幻想交響曲(1830)をはじめ、交響曲「イタリアのハ […]
【名盤への勧誘】シューベルト 交響曲第5番 変ロ長調 D485 ペーター・シュライアー/シュターツカペレ・ドレスデン(1977年)

【名盤への勧誘】シューベルト 交響曲第5番 変ロ長調 D485 ペーター・シュライアー/シュターツカペレ・ドレスデン(1977年)

オススメの名盤はこちら。 Schubert, F.: Symphonies Nos. 5 And 8, “Unfinished” (Dresden Staatskapelle, Schreier) posted with amazlet at 19.08.20 Berlin Classics (2009-03-17) Amazon.co.jpで詳細を見る シューベルト 交響 […]
カステルヌオーヴォ=テデスコ ギター協奏曲第1番:さよならトスカーナ

カステルヌオーヴォ=テデスコ ギター協奏曲第1番:さよならトスカーナ

カステルヌオーヴォ=テデスコ ギター協奏曲第1番 ニ長調 作品99 ギター協奏曲といえば、まず挙がるのはロドリーゴのアランフェス協奏曲。では次は?となると、このマリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968)の協奏曲を挙げるギターファン、協奏曲ファンは多いことだろう。 イタリアのフィレンツェに生まれ、若くして活躍したユダヤ系の作曲家で、映画音楽などをはじめ多くの作品を生み出した。 193 […]
兼田敏 若人の歌:あなたが振り返るとき

兼田敏 若人の歌:あなたが振り返るとき

兼田敏 バンドのための楽章「若人の歌」 東京2020?何ですかそれ?よく知りませんが、ちょうど1年後くらいに東京オリンピックがあるそうなので、前回の東京オリンピックがあった年、1964年に出来た曲を取り上げよう。兼田敏(1935-2002)、通称カネビン(1文字しか短くなっていない)の初期の吹奏楽作品である「若人の歌」だ。 この曲は全日本吹奏楽コンクールの1964年度課題曲であり、コンクールの課題 […]