
グラス 弦楽四重奏曲第3番「MISHIMA」:ポスト・ミニマルの演奏意義
グラス 弦楽四重奏曲第3番「MISHIMA」 フィリップ・グラスというと、ミニマルの代表的な作曲家のひとりだが、ここでミニマルを取り上げるというのは実は非常に珍しいことで、何を隠そう僕はミニマルというジャンルがあまり好きではない。偶然性の音楽も。ケージの記事を書いたが、そこでも批判的に書いたつもりだ。 聴くのはまだしも、演奏するのはもっと嫌だし、じゃあ演奏しないで聴けばいいのだが、さも堂々と芸術を […]
クラシック音楽の楽曲に関する話題を中心に、芸術について考えたこと、哲学・文学・美学などのちょっとアカデミックな話、聴きに行った演奏会や観に行った展覧会、うちの猫ちゃんのことやクラシックCD聴き比べ、その他日常の諸々を含め、適当な文章を書き綴っていきます。「ボクノオンガク」というブログ名は、よくあるパソコンの音楽フォルダ名“My Music”の和訳と、小澤征爾さんの本『ボクの音楽武者修行』から。