クラシック音楽の楽曲に関する話題を中心に、芸術について考えたこと、哲学・文学・美学などのちょっとアカデミックな話、聴きに行った演奏会や観に行った展覧会、うちの猫ちゃんのことやクラシックCD聴き比べ、その他日常の諸々を含め、適当な文章を書き綴っていきます。「ボクノオンガク」というブログ名は、よくあるパソコンの音楽フォルダ名“My Music”の和訳と、小澤征爾さんの本『ボクの音楽武者修行』から。

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グリーグ 組曲「ペール・ギュント」:ただ、澄んだ空気

グリーグ 組曲「ペール・ギュント」:ただ、澄んだ空気

グリーグ 組曲「ペール・ギュント」第1番、第2番 実に3年ぶりとなるグリーグの曲についての記事だが、ペール・ギュントを選んだのは、最近朝の気温がぐっと低くなって、なんとなくだが、この北欧の空気を楽しむのにふさわしい季節になってきたからだ。 僕はいつも、ついつい「北欧」とひとまとめにして話をしがちなのだが、各国の音楽には、共通する空気とそれぞれ異なった空気があることには異論はないだろう。 日本人から […]
グリーグ 組曲「ホルベアの時代から」:北欧弦楽の優しい音楽

グリーグ 組曲「ホルベアの時代から」:北欧弦楽の優しい音楽

グリーグ 組曲「ホルベアの時代から」 作品40 バロック音楽を模したグリーグの組曲。ホルベアとは北欧の作家の名前である。 前奏曲、サラバンド、ガヴォットとミュゼット、アリア、リゴドンによる。 どの曲からも、北欧の空気が感じられる。 元はピアノ曲らしいが、専ら弦楽版が有名である。 弦楽ならではの、響きの中にある「優しさ」が実に心地よい。 いかにもグリーグらしい大地からわき出るようなスケールの大きな音 […]