クラシック音楽の楽曲に関する話題を中心に、芸術について考えたこと、哲学・文学・美学などのちょっとアカデミックな話、聴きに行った演奏会や観に行った展覧会、うちの猫ちゃんのことやクラシックCD聴き比べ、その他日常の諸々を含め、適当な文章を書き綴っていきます。「ボクノオンガク」というブログ名は、よくあるパソコンの音楽フォルダ名“My Music”の和訳と、小澤征爾さんの本『ボクの音楽武者修行』から。

サン=サーンス
サン=サーンス 組曲「動物の謝肉祭」:楽しい皮肉の時間

サン=サーンス 組曲「動物の謝肉祭」:楽しい皮肉の時間

サン=サーンス 組曲「動物の謝肉祭」 なぜこの曲を取り上げたかと言うと、最近シェルヘン指揮の音源を聴いて、本当に動物の声が入っていてビックリ仰天したからだ(理由になっていないか)。 大変有名な作品なので、こういうのを取り上げる際ちょっと捻ったことでも書かないとなあ、なんて思うのだが、大したことは書けないものだ。 まあそれだけこの曲が素晴らしいということでどうかご勘弁を。 全曲を通してはもちろんだし […]
サン=サーンス 交響曲第3番「オルガン付き」:余韻という響き

サン=サーンス 交響曲第3番「オルガン付き」:余韻という響き

サン=サーンス 交響曲第3番ハ短調作品78「オルガン付き」 フランス後期ロマン派の作曲家、サン=サーンスの作品のうちで、最高の作品と言ってもよいだろう。 サン=サーンスはいわゆる神童・エリート・天才肌で、フランスの音楽家の中で、唯一国葬で送られた作曲家である。 彼が一番芸術的に円熟していたであろう時期の作品で、彼自身この作品に「私の全てを注ぎ込んだ」としている。 最大の特徴はなんといっても「オルガ […]