クラシック音楽の楽曲に関する話題を中心に、音楽・芸術・哲学・文学・美学などの話、聴きに行った演奏会や観に行った展覧会の感想、その他日常の諸々を含め、適当な文章を書き綴っていきます。「ボクノオンガク」というブログ名は、よくあるパソコンの音楽フォルダ名“My Music”の和訳と、小澤征爾さんの本『ボクの音楽武者修行』から。

シマノフスキ
シマノフスキ スターバト・マーテル:名曲を語るのは難しい

シマノフスキ スターバト・マーテル:名曲を語るのは難しい

シマノフスキ スターバト・マーテル 作品53 シマノフスキを取り上げるのは7年程前に「弦楽四重奏曲第2番」を書いて以来。こちらは1927年の作で、シマノフスキの3つの創作期の内の一番最後、第三期に位置づけられる作品だ。 ということで、せっかくなら第一期や第二期の曲を書いたら良いのに、またしても第三期の曲だ。クラシック鑑賞を趣味にしてそれなりに経つし、シマノフスキ作品もそれなりに聴いてきたが、なかな […]
シマノフスキ 弦楽四重奏曲第2番:歪な愛の形

シマノフスキ 弦楽四重奏曲第2番:歪な愛の形

シマノフスキ 弦楽四重奏曲第2番 作品56 ポーランドの作曲家シマノフスキは、分類すれば後期ロマン派なのだろうが、ネオロマンティシズム風の音楽だけでなく、モダニズムに近いような変わった響きを用いる、実に面白い作風の作曲家である。 決してモダニズム寄りではないのだが、シマノフスキ独特の音はなんとも言いがたい魅力がある。そして、ポーランドの民族音楽からの影響もまた、シマノフスキの音楽の魅力をなす根底に […]