クラシック音楽の楽曲に関する話題を中心に、芸術について考えたこと、哲学・文学・美学などのちょっとアカデミックな話、聴きに行った演奏会や観に行った展覧会、うちの猫ちゃんのことやクラシックCD聴き比べ、その他日常の諸々を含め、適当な文章を書き綴っていきます。「ボクノオンガク」というブログ名は、よくあるパソコンの音楽フォルダ名“My Music”の和訳と、小澤征爾さんの本『ボクの音楽武者修行』から。

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ショパン ピアノ協奏曲第2番:恋と詩情

ショパン ピアノ協奏曲第2番:恋と詩情

ショパン ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 作品21 今年はショパン・イヤーだというのに、彼の作品を取り上げないで1年を終えるという訳にはいかない。 ショパンの作品の中でも、協奏曲というのはやや「特別」なものだ。 それは彼の協奏曲が、他のピアノ独奏曲よりも優れているから、という理由ではない。むしろショパンの音楽の真骨頂はピアノ独奏曲にあると言える。 ではなぜ協奏曲が特別か。ショパンの音楽を愛し、その記念 […]
ショパン ワルツ集:小さな愛の舞曲

ショパン ワルツ集:小さな愛の舞曲

ショパン ワルツ集 「珠玉の名曲」というのは本来こういうものを言うのだろう。 ショパンのピアノ・ワルツは17曲あるが、そこからいくつか抜粋して紹介する。 ショパンの舞曲というと、ワルツ、マズルカ、ポロネーズが有名であり、マズルカが女性的だとしたらポロネーズは男性的である。 ではワルツはというと、やはり舞踏会、つまり男女の社交場、出会いというのが一般的だろう。 もちろんショパンのワルツはウィンナ・ワ […]
ショパン ピアノ協奏曲第1番:ピアノ曲です

ショパン ピアノ協奏曲第1番:ピアノ曲です

ショパン ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11 ピアノの詩人ショパンの、数少ない管弦楽が含まれる作品。 ショパンが20才の時に作曲され、故郷ワルシャワを離れる際の告別演奏会で演奏された。 実際には2番の方が先に作られたのだが、出版の関係でこちらが1番になった。 ショパンの作品の中では初期のもので、ショパン後期のピアノ曲に見られるような、円熟した美という感じはしないのだが、作品の長さもあり、「ショパ […]