クラシック音楽の楽曲に関する話題を中心に、芸術について考えたこと、哲学・文学・美学などのちょっとアカデミックな話、聴きに行った演奏会や観に行った展覧会、うちの猫ちゃんのことやクラシックCD聴き比べ、その他日常の諸々を含め、適当な文章を書き綴っていきます。「ボクノオンガク」というブログ名は、よくあるパソコンの音楽フォルダ名“My Music”の和訳と、小澤征爾さんの本『ボクの音楽武者修行』から。

ディーリアス
ディーリアス 春初めてのカッコウの声を聴いて:ある境地から

ディーリアス 春初めてのカッコウの声を聴いて:ある境地から

ディーリアス 小管弦楽のための2つの小品より「春初めてのカッコウの声を聴いて」 フロリダ組曲以来となる、イギリスの作曲家ディーリアスの作品を取り上げよう。僕はプロフィールにも書いてあるとおり、英国のクラシック音楽が大好きなのだが、ディーリアスは英国作曲家としては異端に分類されることも多い作曲家だ。 異端と言われるということは、正統派がいるということだろうが、英国音楽史の中で正統派などと言えるのは一 […]
ディーリアス 「フロリダ」組曲:美しい青春の思い出

ディーリアス 「フロリダ」組曲:美しい青春の思い出

ディーリアス 「フロリダ」組曲 ディーリアスはイギリス生まれの作曲家だが、両親はドイツ人で、フロリダ、ライプツィヒ、パリと放浪の青春時代を過ごし、北欧の作曲家グリーグとも親交があった、というなんだかすごい人である。 彼の作品が世界的に広まったのは、指揮者のサー・トーマス・ビーチャムの功績が大きい。 ディーリアスもビーチャムに絶大な信頼を置いており、ビーチャムが彼の作品のオーケストレーションに手を加 […]