クラシック音楽の楽曲に関する話題を中心に、芸術について考えたこと、哲学・文学・美学などのちょっとアカデミックな話、聴きに行った演奏会や観に行った展覧会、うちの猫ちゃんのことやクラシックCD聴き比べ、その他日常の諸々を含め、適当な文章を書き綴っていきます。「ボクノオンガク」というブログ名は、よくあるパソコンの音楽フォルダ名“My Music”の和訳と、小澤征爾さんの本『ボクの音楽武者修行』から。

ハイドン
ハイドン トランペット協奏曲:楽器への思いやり

ハイドン トランペット協奏曲:楽器への思いやり

ハイドン トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob.VIIe:1 今年2月に、フランスの名トランペット奏者モーリス・アンドレ氏が亡くなったという誠に残念なニュースがあったが、僕は彼の演奏するテレマンやバッハ、フンメルらの協奏曲が大好きでよく聴いていた。ハイドンの協奏曲もそのひとつである。 僕はモーツァルトも好きだが、もしかすると将来的にハイドンやモーツァルトばかり聴いているんじゃないかと思うこともある […]
ハイドン 交響曲第49番「受難」:それはそれで楽しい

ハイドン 交響曲第49番「受難」:それはそれで楽しい

ハイドン 交響曲第49番 ヘ短調 「受難」 ハイドンの交響曲において、短調の曲というのは非常に少ない。「受難」の他に、「告別」や「哀悼」が有名だ。僕も実際のところ好んで長調の曲を聴く。 というのは勿論、僕のような楽観的な人間にとって、明朗な長調の音楽を聴く時間はまさに至福のひと時、日常から解放され音楽の世界にどっぷりと浸かれば、心も体も癒されることこの上ないからだ。 それはモーツァルトやプーランク […]
ハイドン 交響曲第82番「熊」:ユニークな愛称が鍵となるか

ハイドン 交響曲第82番「熊」:ユニークな愛称が鍵となるか

ハイドン 交響曲第82番 ハ短調 Hob.I:82「熊」 まだハイドンにの楽曲について書いていなかったのが自分でも驚きだ。 古典派を代表する作曲家のひとりで、どうもベートーヴェン、モーツァルト、シューベルトと比べると人気が低い気がするのだが、僕の大好きな作曲家である。 非常に多作な作曲家で、「交響曲の父」の異名を持ち、100曲以上の交響曲を残している。 最もポピュラーなのは「ロンドン交響曲」と呼ば […]