クラシック音楽の楽曲に関する話題を中心に、芸術について考えたこと、哲学・文学・美学などのちょっとアカデミックな話、聴きに行った演奏会や観に行った展覧会、うちの猫ちゃんのことやクラシックCD聴き比べ、その他日常の諸々を含め、適当な文章を書き綴っていきます。「ボクノオンガク」というブログ名は、よくあるパソコンの音楽フォルダ名“My Music”の和訳と、小澤征爾さんの本『ボクの音楽武者修行』から。

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バッハ マニフィカト:宗教曲へのアプローチ

バッハ マニフィカト:宗教曲へのアプローチ

バッハ マニフィカト ニ長調 BWV243 余程好きな人でなければ、バッハの宗教合唱曲を普段から聴くという人はいない。 名曲と言われる「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」「クリスマス・オラトリオ」などは、通して聴くと2,3時間あり、しかも内容も重いので、なかなか難儀である。 そこで、誰でも手軽にバッハの宗教合唱作品に触れることができる入門編として、この「マニフィカト」は堂々と君臨する。 12曲あるのだ […]
バッハ フランス組曲:バロック表現の自由度

バッハ フランス組曲:バロック表現の自由度

バッハ フランス組曲 BWV812-817 クラヴィコードのための曲を、J.S.バッハ、C.P.E.バッハは数多く残している。 鍵盤楽器の歴史を辿ったとき、多くのバロック作品はピアノで演奏され、チェンバロがそれに次ぐが、なかなか当時のクラヴィコードの音色で奏でられるバロック音楽は聴かない。 フランス組曲も、「平均律クラヴィーア曲集」「イギリス組曲」など多くのクラヴィコードのための作品の1つだ。 組 […]
バッハ ブランデンブルク協奏曲第1番:音楽をする喜び

バッハ ブランデンブルク協奏曲第1番:音楽をする喜び

バッハ ブランデンブルク協奏曲第1番 ヘ長調 BWV 1046 ドイツ・ケーテンが音楽の黄金時代だった頃、つまり、バッハがケーテン宮廷で宮廷楽長であった頃の作品。 この協奏曲は全部で6曲あり、ケーテンで書きためた数多くの協奏曲の中からバッハが厳選して、ブランデンブルク辺境伯クリスティアン・ルードヴィヒに献げられたものである。 第1番は6曲の中で最も規模が大きい。 堅さ・厳密さ以上に、自由な空気、遊 […]