クラシック音楽の楽曲に関する話題を中心に、芸術について考えたこと、哲学・文学・美学などのちょっとアカデミックな話、聴きに行った演奏会や観に行った展覧会、うちの猫ちゃんのことやクラシックCD聴き比べ、その他日常の諸々を含め、適当な文章を書き綴っていきます。「ボクノオンガク」というブログ名は、よくあるパソコンの音楽フォルダ名“My Music”の和訳と、小澤征爾さんの本『ボクの音楽武者修行』から。

パーセル
パーセル 3声のソナタ集:イギリス音楽の深化

パーセル 3声のソナタ集:イギリス音楽の深化

パーセル 3声のソナタ集 Z.790~801 イギリスのクラシック音楽好きを自称しておいて、イギリス音楽の父ヘンリー・パーセルに触れない訳にはいかない。そう思いつつも、1年半以上パーセルの記事は書いていない。なかなかパーセルについて書こうという気が起こらなかったのは理由がある。 そもそも僕が好きなイギリス音楽の特徴は、まるで日本の民謡かと思うくらいに日本人の琴線に触れるイギリス民謡の素朴で親しみあ […]
パーセル 聖セシリアの日のためのオード:ダイナミズムとバランス

パーセル 聖セシリアの日のためのオード:ダイナミズムとバランス

パーセル 聖セシリアの日のためのオード「めでたし、輝かしきセシリアよ!」Z.328 ことあるごとに僕はイギリスのクラシック音楽が好きだと語ってきたが、パーセルはそのイギリスクラシックの祖と言える17世紀の作曲家だ。 パーセルの生きた17世紀のイギリス史を概観すると、1642年に清教徒革命、指導者オリヴァー・クロムウェルは1649年にチャールズ1世を処刑し、王政が廃止。 クロムウェルは護国卿になった […]