クラシック音楽の楽曲に関する話題を中心に、芸術について考えたこと、哲学・文学・美学などのちょっとアカデミックな話、聴きに行った演奏会や観に行った展覧会、うちの猫ちゃんのことやクラシックCD聴き比べ、その他日常の諸々を含め、適当な文章を書き綴っていきます。「ボクノオンガク」というブログ名は、よくあるパソコンの音楽フォルダ名“My Music”の和訳と、小澤征爾さんの本『ボクの音楽武者修行』から。

ビゼー
ビゼー 交響曲「ローマ」:劇音楽ではないビゼー

ビゼー 交響曲「ローマ」:劇音楽ではないビゼー

ビゼー 交響曲「ローマ」 もちろん、劇音楽がビゼーの音楽の白眉だとは思うが、ややマイナーなこの交響曲「ローマ」も素晴らしい作品だ。 ビゼーが習作として17才のときに作った「交響曲ハ長調」という作品とは別のものだが、よく混同される。ビゼー自身は交響曲「ローマ」と名付けたのだが、ハ長調のものと紛らわしいため、交響組曲「ローマ」やローマ組曲などと様々な呼ばれ方をする。 そういう事情もあってか、なかなか演 […]
ビゼー 「アルルの女」第1組曲、第2組曲:一級の美しさを手軽に

ビゼー 「アルルの女」第1組曲、第2組曲:一級の美しさを手軽に

ビゼー 「アルルの女」第1組曲、第2組曲 「カルメン」でおなじみのビゼーの作品で、カルメンに次ぐ知名度と人気を誇るものといえば、「アルルの女」である。 ドーテという作家による同名の戯曲の劇付随音楽として作曲した27曲のうち、ビゼー自身が選んだ4曲が第1組曲で、ビゼーの友人ギローが選び、編纂したものが第2組曲である。 第1組曲が前奏曲・メヌエット・アダージェット・カリヨンで、第2組曲がパストラール・ […]