クラシック音楽の楽曲に関する話題を中心に、芸術について考えたこと、哲学・文学・美学などのちょっとアカデミックな話、聴きに行った演奏会や観に行った展覧会、うちの猫ちゃんのことやクラシックCD聴き比べ、その他日常の諸々を含め、適当な文章を書き綴っていきます。「ボクノオンガク」というブログ名は、よくあるパソコンの音楽フォルダ名“My Music”の和訳と、小澤征爾さんの本『ボクの音楽武者修行』から。

ブルックナー
ブルックナー ミサ曲 ヘ短調:旋律は縷々と天へ上る

ブルックナー ミサ曲 ヘ短調:旋律は縷々と天へ上る

ブルックナー ミサ曲 ヘ短調 WAB.28 ブルックナーの音楽の魅力である「どこまでも息の長いフレーズ」を味わうには、交響曲の緩徐楽章はもちろんだが、ミサ曲が最も適している。 正直な話、ブルックナーの最大の魅力は交響曲のアダージョだと言いきっても良いのだが、もしかしたら僕の考えが変わるかもしれないし、無駄な論争を生みたくないので、この辺はぼやかしておこう。その人にとって素晴らしい音楽は誰がなんと言 […]
ブルックナー 交響曲第7番:それでも彼は美しい

ブルックナー 交響曲第7番:それでも彼は美しい

ブルックナー 交響曲第7番 ホ長調 マーラーと同じく、ブルックナーについても書くのを避けていたのだが、そろそろ書いてみよう。 そもそも、ワーグナー、ブルックナー、マーラーといった作曲家の作品を聴いたのは、僕の中ではかなり後の方である。 おそらく、僕は現代に生きているから、彼らの作品を名曲と思って聴いて楽しんでいるが、もし同時代に生きていたら、きっと「反ワーグナー派」の言葉に飲み込まれ、ブラームス礼 […]