クラシック音楽の楽曲に関する話題を中心に、芸術について考えたこと、哲学・文学・美学などのちょっとアカデミックな話、聴きに行った演奏会や観に行った展覧会、うちの猫ちゃんのことやクラシックCD聴き比べ、その他日常の諸々を含め、適当な文章を書き綴っていきます。「ボクノオンガク」というブログ名は、よくあるパソコンの音楽フォルダ名“My Music”の和訳と、小澤征爾さんの本『ボクの音楽武者修行』から。

ベルク
ベルク 弦楽四重奏曲:あの頃君は若かった

ベルク 弦楽四重奏曲:あの頃君は若かった

ベルク 弦楽四重奏曲 作品3 新ウィーン楽派の3人を一通りこのブログで紹介して、次は何を書こうかと思い、まだ紹介していない有名な曲について書くのも良いかなと思ったのだが、超有名曲はここでは外して、あえてベルクのちょっと知名度の低い作品について書くことにした。理由は適当にお察しいただきたい。 この作品は、ベルクがシェーンベルクのもとで学んでいた時代の最後の作品で、1910年の春に完成、翌年の春に初演 […]
ベルク ヴァイオリン協奏曲:思い出を抱きて…

ベルク ヴァイオリン協奏曲:思い出を抱きて…

ベルク ヴァイオリン協奏曲 ある天使の思い出に 初めてこの曲を聴いたときは衝撃が走ったものだ。 シェーンベルクの弟子でありウェーベルンの盟友でもあるアルバン・ベルクは、新ウィーン楽派のひとりである。 ベルクは、ヴァイオリン奏者ルイス・クラスナーに協奏曲を委嘱されていたが、歌劇「ルル」を作曲中で、手つかずであった。 だが、一人の美しい娘の死をきっかけに、歌劇「ルル」を中断してこちらに取りかかった。 […]