クラシック音楽の楽曲に関する話題を中心に、芸術について考えたこと、哲学・文学・美学などのちょっとアカデミックな話、聴きに行った演奏会や観に行った展覧会、うちの猫ちゃんのことやクラシックCD聴き比べ、その他日常の諸々を含め、適当な文章を書き綴っていきます。「ボクノオンガク」というブログ名は、よくあるパソコンの音楽フォルダ名“My Music”の和訳と、小澤征爾さんの本『ボクの音楽武者修行』から。

ホルスト
ホルスト 2つの無言歌:英国の素朴さと高貴さ

ホルスト 2つの無言歌:英国の素朴さと高貴さ

ホルスト 2つの無言歌 ロイヤル・ウエディングでてんやわんやな英国だが、この「2つの無言歌」は対照的、ホルストによる素朴な民謡風の音楽。 田舎風の優しい歌と、英国らしい高貴さ香る行進曲と、両方楽しめるこの2つの無言歌は、ホルストの中では知名度の低いものだが、僕の大好きな曲の1つだ。 ホルストは学生時代にヴォーン・ウィリアムズと知り合い、とくに故郷を同じくグロスターシャーとすることもあり、親交を深め […]
ホルスト 吹奏楽のための第1組曲:青春の甘酸っぱさ

ホルスト 吹奏楽のための第1組曲:青春の甘酸っぱさ

ホルスト 吹奏楽のための第1組曲 op.28-1 最も有名な吹奏楽曲と言っても過言ではない、ホルストの吹奏楽のための組曲。 1909年に作曲されたいわゆる吹奏楽の「古典」であり、今なお多くのファンから愛されている作品だ。 ホルストやヴォーン=ウィリアムズは、当時の吹奏楽、つまり英国の軍楽隊にとって、安直なクラシックの編曲くらいしか演奏する曲がないという状況を憂いていた。 「吹奏楽にも本当の音楽を」 […]
ホルスト 組曲「惑星」:偏愛された傑作

ホルスト 組曲「惑星」:偏愛された傑作

ホルスト 組曲「惑星」作品32 世界一有名なクラシックの登場、とも言える「惑星」だが、さて、何を語ろうか。 クラシック音楽の名曲というのは、大体がほぼ語り尽くされているようなもので、まあそれでもめげずになるべくオリジナリティのある文章を目指しているが、さすがに「惑星」クラスになると、ちょっと難しい。 ホルストが「惑星」だけが異常にもてはやされていたのに困惑していた、というのは有名な話だ。 「ホルス […]