クラシック音楽の楽曲に関する話題を中心に、芸術について考えたこと、哲学・文学・美学などのちょっとアカデミックな話、聴きに行った演奏会や観に行った展覧会、うちの猫ちゃんのことやクラシックCD聴き比べ、その他日常の諸々を含め、適当な文章を書き綴っていきます。「ボクノオンガク」というブログ名は、よくあるパソコンの音楽フォルダ名“My Music”の和訳と、小澤征爾さんの本『ボクの音楽武者修行』から。

マーラー
マーラー 交響曲第8番「千人の交響曲」:天からの愛、地上の愛

マーラー 交響曲第8番「千人の交響曲」:天からの愛、地上の愛

マーラー 交響曲第8番 変ホ長調「千人の交響曲」 1910年の初演は、ミュンヘンの万博会場にある新祝祭音楽堂にて、マーラーの指揮で行われた。 オーケストラ146名、ソリスト8名、合唱団250名が2組、児童合唱350名の、合計1004人である。 その初演の際に興行主が付けた宣伝文句が「千人の交響曲」であり、マーラー自身はこの呼び方をあまり気に入っていなかったようだ。 しかし千人を超える演奏という、こ […]
マーラー 交響曲第1番「巨人」:クラシックの本質へ

マーラー 交響曲第1番「巨人」:クラシックの本質へ

マーラー 交響曲第1番ニ長調「巨人」 さて、マーラーについて書くのは、いささか面倒なことである。 というのは、このブログは、高度に専門的な、あるいは理論的な切り口で音楽を紹介するのを目指してはいないからだ。 それに僕は別に専門的に音楽を学んではいないので、そんなことを書いてもしょうがない訳だ。 ということで、マーラーやブルックナーは今まで避けてきたのだが、まあそろそろ解禁しても良いかな、と思い、「 […]