クラシック音楽の楽曲に関する話題を中心に、芸術について考えたこと、哲学・文学・美学などのちょっとアカデミックな話、聴きに行った演奏会や観に行った展覧会、うちの猫ちゃんのことやクラシックCD聴き比べ、その他日常の諸々を含め、適当な文章を書き綴っていきます。「ボクノオンガク」というブログ名は、よくあるパソコンの音楽フォルダ名“My Music”の和訳と、小澤征爾さんの本『ボクの音楽武者修行』から。

ヤナーチェク
ヤナーチェク カンタータ「アマールス」:少年は愛に触れ

ヤナーチェク カンタータ「アマールス」:少年は愛に触れ

ヤナーチェク カンタータ「アマールス」 この曲を聴いて感動しないことなど決してありえないだろう。チェコの作曲家ヤナーチェクの残したこの5楽章のカンタータは、曲といい歌詞といい、本当に聴くものに感動を煽る音楽だ。 1897年に作られたこの作品は、ヤナーチェク自身の苦しかった少年時代の記憶が投影されている音楽だと言われている。ヤナーチェクは田舎の貧乏で子沢山な家庭に生まれ、口減らしの意図もあって、11 […]
ヤナーチェク 弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」:描写の妙と抒情性

ヤナーチェク 弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」:描写の妙と抒情性

ヤナーチェク 弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」 チェコの作曲家レオシュ・ヤナーチェクは、2010年のクラシック音楽界における出世頭と言っても良いだろう。 村上春樹の小説『1Q84』で、セル/クリーヴランド管の「シンフォニエッタ」が出てきたということでにわかに注目を浴びたヤナーチェクは、今年最も話題になった作曲家だ。 小説の人気にあずかり同盤は売れに売れたとのこと。 村上春樹はひとまず置い […]