クラシック音楽の楽曲に関する話題を中心に、芸術について考えたこと、哲学・文学・美学などのちょっとアカデミックな話、聴きに行った演奏会や観に行った展覧会、うちの猫ちゃんのことやクラシックCD聴き比べ、その他日常の諸々を含め、適当な文章を書き綴っていきます。「ボクノオンガク」というブログ名は、よくあるパソコンの音楽フォルダ名“My Music”の和訳と、小澤征爾さんの本『ボクの音楽武者修行』から。

ラロ
ラロ チェロ協奏曲:セロ弾きのオルフェ

ラロ チェロ協奏曲:セロ弾きのオルフェ

ラロ チェロ協奏曲 スペイン交響曲で有名な作曲家ラロは、一応誤解のないように言っておくが、スペイン人ではなくフランス人である。 さらに言えば、この人の音楽性が最も発揮されているのは室内楽だ。これは間違いない。何かの文章で「ラロのオーケストラ作品を理解するには、彼の室内楽作品を聴けばよくわかる」というようなよくある文言を目にして、本当かなあと疑いながら聴いてみたら、これが思いの外素晴らしい作品だらけ […]
ラロ スペイン交響曲:スペイン風の楽しみ

ラロ スペイン交響曲:スペイン風の楽しみ

ラロ スペイン交響曲ニ短調 作品21 ラロと言ったらスペイン交響曲であり、他の曲の知名度は限りなく低い。ノルウェー幻想曲など。 世間では一発屋と呼ばれるが、今も昔も、クラシックにしてもJポップにしても、一発当てればすごいもので、「KAN」や「大事マンブラザーズバンド」を見てもわかるが、大体そういう曲は後世まで残るものだ。 交響曲と銘打ってあるが、実質は5楽章のヴァイオリン協奏曲である。名前は単にラ […]