吉松隆 朱鷺によせる哀歌 作品12 現代音楽というと難解でつまらないものも多いのは事実。 吉松隆のこの作品も、わからないまま聴いていると初めはいわゆる普通の「現代音楽」という感じかもしれない。しかし、僕は初めてこれを聴いたとき、途中で思わず鳥肌が立った。そして最後には涙が出た。 美しい。吉松が描いているのは、滅び行く朱鷺の美しさ、そして滅び行く調性音楽の美しさだ。 これは1971年に能登で捕獲され […]