ドヴォルザーク:「ドゥムキー」 / スメタナ:ピアノ三重奏曲


11月に連休が取れて、色々コンサートやオペラに行けたのですが、連休最後のコンサートは、11月14日、JTアートホールアフィニスにて、トリオ・ポストレーモの公演でした。群響の伊藤文乃さん(vn)、広響のマーティン・スタンツェライトさん(vc)、東フィル指揮者の渡邊一正さん(p)による、ピアノ・トリオです。ピアノ・トリオ好きな僕にとってはワクワクの公演でした。プログラムは、


ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第5番 ニ長調『幽霊』作品70-1
フランク・マルタン:アイルランド民謡による三重奏曲
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲 第4番 ホ短調『ドゥムキー』


ドゥムキーは特に好きな曲なので嬉しいですね~!


マルタンの「アイルランド民謡による三重奏曲」は初めて聴いたけど、RVWの幻想的五重奏曲とフランセのトリオを足して割ったような、とても面白い曲でした。スタンツェライトさんが演奏前に流暢な日本語で解説してくれて、それも良かった。この人の話が面白くて、一気にファンになってしまいました。演奏も、スタンツェライトさんのチェロが大変魅力的でした。一番ロマン的で、トリオのバランスを崩さないギリギリの所まで情熱的。ヴァイオリンやピアノがこうだと全体がガラッと違う色になるけど、チェロだからこそ、端正な雰囲気を保ち続けられるんでしょうね。ドゥムキーと幽霊もリスナー・フレンドリーな選曲で、特にドゥムキーは、その良さを再認識させるような名演でした。


とにかく終始端正で美しい演奏でした。こんな演奏が、かなり良い席で、しかも2000円で聴けるんだから、アフィニス・アンサンブル・セレクションは良い企画だと思います。

ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第4番「ドゥムキー」 ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第4番「ドゥムキー」
ハイフェッツ(ヤッシャ),ストラヴィンスキー,ドヴォルザーク,チャイコフスキー,ラテイナー(ジェイコブ),ベイカー(イスラエル),ピアティゴルスキー(グレゴール),トーマス(ミルトン),ローゼンタール(ポール),レッサー(ローレンス)

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