6月6日の日曜日に、クラウディオ・クルス氏(Vn)とクラウディオ・ソアレス氏(Pf)のブラジル人デュオのリサイタルに行ってきました。
東京文化会館の小ホールにて。ここは近くで聴けるので好きです。
ドビュッシー:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
ヴィラ=ロボス:ヴァイオリンとピアノのためのファンタジア第2番
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
シューマン:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番 ニ短調 作品121
ソアレス氏は日本でピアノ指導者として活躍しておられますが、コンサート活動もしているのですね。
クルス氏はカンピナス交響楽団の主席奏者だそうです。
ソアレス氏の堅実なピアノと、クルス氏の力強くも艶のある情熱的なヴァイオリンの音色が、よく相まっていました。
プログラムも国際的ですね。ブラジルと日本、地球の裏側ですから、世界を渡るような選曲で面白かったです。
会場にはなぜか小さい女の子がたくさんいました。僕の前2列はちびっ子でいっぱい。
しかも何だかハイソな感じで(笑)
どうやらソアレス氏の教え子さんか、弟子の弟子といったところのご様子。終演後にロビーで沢山の人が挨拶していました。
教育熱心なソアレス氏のことですから、もしかしたら招待客でしょうか。小さいうちに良い音楽を聴くのは良いことですね。
ブラジル人デュオのクラシック・コンサートなんてなかなかないですよね?僕が知らないだけかもしれませんが。
ヴィラ=ロボスを取り上げてもらえるのは嬉しいことです。どこかのオケでブラジル風バッハとかやらないかなー。
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シューマン:ヴァイオリン・ソナタ全集 ローランド・バティック(P),シューマン,シュトイデ(フォルクハルト),バティック(ローランド) (株)カメラータ・トウキョウ |

都内在住のクラシック・ファンです。趣味は音源収集とコンサートに行くこと、つまりひたすら聴くだけ。演奏することにはほぼ興味・情熱はありませんが、それでもときどきピアノを弾いたり、バンドでドラムを叩いたりシンセサイザーを演奏したり、あるいは作曲・編曲をしたりします。more