ところで、きょう指揮したのは? 秋山和慶回想録


2016年コンサート聴き納めは東響の第九です。東響の第九は初めてですが、指揮は毎年恒例で秋山先生とのことですので、期待してチケット確保した次第です。しかも四季もやるんですね、春と冬。お得ですねえ。


【東京交響楽団「第九と四季」2016】
(2016年12月29日、サントリーホール)
ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」~春・冬
ベートーヴェン:交響曲第9番 二短調 作品125「合唱つき」
指揮・チェンバロ:秋山和慶
ヴァイオリン:青木尚佳
ソプラノ:大村博美
メゾ・ソプラノ:清水華澄
テノール:ロバート・ディーン・スミス
バス:妻屋秀和
合唱:東響コーラス
アンコール 蛍の光


四季は毎年若手の女性ヴァイオリニストが登場するようです。今年は青木尚佳さんという方で、2014年のロン=ティボー国際コンクールで2位の実力者だそうです。チェンバロは秋山先生が弾いていて、初見の僕にはなかなか見応えがありました。すっきりしていて良い演奏でした。


第九はというと、近年流行りの快速運転でもなく(そうであろうことを予想して選んだわけですが)、ちょうど70分くらいでしたでしょうか? 心地いいテンポに、ここぞというときのオケの爆発力、熱を感じる演奏でした。N響の東京オペラシンガーズの合唱を聴いた後でしたので、合唱のパワフルさに欠けるなあなんて思ったりもしましたが、まあこれはオペラシンガーズが異常なんであって、東響コーラスを責めるのはお門違いですね。アンコールも恒例で蛍の光をやっているそうで、コーラスがぞろぞろと客席に下りて来て、通路に並んで蛍の光を歌います。秋山先生は客席の方を向いて指揮をして、歌いましょうとあおります。ええ、歌いました。いいもんですね。舞台が暗くなり、ペンライトによる蛍の光演出がって、これがなかなか素敵でした。実はアンコールが一番演奏も上手かったんじゃないでしょうか。やっぱり日本人なんだなあ、スコットランド民謡だけど、なんてことを思いつつ。もう年末は第九じゃなくて土の歌でもやった方が日本人には合ってるのかも……アンコールに「ふるさと」と「蛍の光」でどうでしょう。感動的!

ブラームス:交響曲第1番/ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」 ブラームス:交響曲第1番/ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」
秋山和慶,ブラームス,ドヴォルザーク,東京交響楽団

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