有楽町で開催されるクラシック音楽の祭典「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」、今年は10周年だそうです。3公演聴いてきました。


1.
モーツァルト クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
モーツァルト フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299


ジャン=ジャック・カントロフ指揮:シンフォニア・ヴァルソヴィア
ラファエル・セヴェール(cl)、上野星矢(fl)、吉野直子(harp)


カントロフはやはり相変わらずの快速テンポ。緩徐楽章もさらりと行くのかなと思ったのですが、メリハリをつけてたっぷりとした音楽作りをしていました。クラリネットのセヴェールさんは見た目ダンディーなイケメン奏者で、とても温かい音色でアットホームなモーツァルトに。これでホールが巨大なホールAでなかったらどれだけ良かったことか(笑) フルートとハープの協奏曲は実演を聴くのは今回が初めてです。この曲の2楽章は、生で聴くとこんなにも美しいんですね。特にハープの吉野さんには大ブラヴォーです。


2.
ラフマニノフ パガニーニの主題による協奏曲 作品43
ブラームス ハンガリー舞曲第1番、第4番、第5番


アレクサンドル・スラドコフスキー指揮:タタルスタン国立響
小山実稚恵(p)


ホールAで席が1階後方という、あまり音響的によろしくない席だったので、イマイチ何もコメントもできないのですが、今回の目玉(?)の一つでもあるタタルスタン国立響という謎多きオケを聴けたのは良い機会だったかもしれません。まあ2度目行くかと言われたら微妙ですがね……(笑) 小山さんのピアノの魅力というのは、僕はどうもよくわからないのですが、ラフマニノフはタタルスタン国立響のほの暗い音色と相まってなかなか良い雰囲気でした。


3.
ショパン 12の練習曲 作品10
ショパン 12の練習曲 作品25
ルーカス・ゲニューシャス(p)


この方もなかなかダンディーなピアニストで、若くカッコいいピアニストがショパンのエチュードをバリバリ弾く、ということそのものがまずクラシック音楽の一つの魅力的な演奏会スタイルでしょう。

少し暑いくらいの陽気だったので、ハイネケンもいっそう美味い。サングリアも美味い。お土産を漁っていたら、面白い絵が売っていました。買いませんでしたが。嫁さんはiPhoneカバーをご所望だったのですが、今年のものはデザインがいまいちとバッサリ。10周年のケーキはかわいいけど、その前で寝ているモーツァルトの絵が気に入らないらしいです(笑) 外のキオスクステージで少しだけ打楽器アンサンブルも聴けました。リバーダンス。人だかりでよく見れなかったのですが、これも熱い演奏でした。今年はラ・フォル・ジュルネに行くかどうか微妙なところだったので、チケ取りの出足が遅く、有料公演もあまりお目当てのものにありつけなかったのですが、行けば行ったで楽しいですね。

モーツァルト : フルート&ハープ協奏曲&クラリネット協奏曲 モーツァルト : フルート&ハープ協奏曲&クラリネット協奏曲
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