メンデルスゾーン:夏の夜の夢


今年も例のごとく、0歳からのコンサートのみ参戦。巷では在京オケの定期と比べてコスパが悪いと囁かれるラ・フォル・ジュルネですが、0歳コンサートに関しては、コスパは良いんじゃないでしょうか。子供向けコンサートでシンフォニア・ヴァルソヴィアくらい上手いオケの生演奏を聴けるのはそう多くないでしょう。しかし東京国際フォーラムのホールAというバカでかい箱で音響もクソ悪い上に、会場内では泣き叫ぶ子どもたちの声がワンワン響き渡っていますので、席はよく考えた方がよろしいですね。そういう事情もあり、僕は音以上に、生のオーケストラを「見せる」のが目的だなあと思っております……。そして、例年演奏後に団員たちが楽器を持って客席側に寄って来て、プチ触れ合いコーナーができるのですが、1階席でも後ろの方だと大混雑の前の方に行くのすら大変ですし、2階席だとほぼ絶望的ですので、今後行かれる方はぜひ参考になさってください。


メンデルスゾーン:「夏の夜の夢」から
廖國敏(リオ・クォクマン)指揮、シンフォニア・ヴァルソヴィア
司会:中村萌子


今年は下の子が0歳ですのでオーケストラの演奏会デビュー。嬉しいですね。記念すべき演奏会なのですが、やはり3回目の0歳コンサートともなると、慣れも悪い方に出てしまい、家を出発するのが遅く、開演と同時くらいに会場入りとなってしまいました。しかし、そこは0歳コンサート、ホスピタリティ良好です。ホール外でも音は鳴ってますが、開演後でもホールに入れてくれて、ホールの端の方で立ち見させてくれました。今回も語りつきの音楽物語風でしたので、演奏が止まってMCのときに自席まで移動できました。子連れに優しいナイスな案内、ありがたいですね。


演奏については(会場内の騒音が多いので)大したことは言えないのですが、シンフォニア・ヴァルソヴィアらしいさっぱりした音でスイスイ進む良い演奏だったと思います。そして僕が0歳からのコンサートを聴くのは3回めと言いましたが、この3年間だけでも、このコンサートはすごく進歩しているなあと感じます。MCで「お友達も一緒に行進しましょう」とか「ゆらゆら身体を揺らして聴きましょう」とか言ってくれるのは、じっとして聴くのが難しい子どもたちにとってはありがたいですね。今まではあまりなかったと思います。


5月3日のコンサートは音楽物語風だったので、少し大きい子向けだったのかなとも思いました。4日は映画音楽集、5日はオムニバスのようなコンサート。そういう名曲集のようなコンサートの方が、ちびっ子には良いでしょう。しかし、そうは言っても、1日に1公演しかないので、GWという色々自分の予定などもある時期ですし、3日しか選択肢がなかったのも事実。乳幼児も多くいました。今までは、こういう音楽物語風のコンサートしかなかったかなと記憶していますが、MCでは泣いていた子たちが音楽が鳴ったとたん泣き止んだりするのを見ると、やはり大音量で名曲をバンバンやる方が向いてるなあと。まあでも、そういうのはおかあさんといっしょファミリーコンサートやアンパンマンミュージカルとかがやるし、LFJはあくまでクラシック演奏会の形式を保ちたいんだ、というのもわかりますし、そんなに文句も言えませんね。


これも例年通り、演奏後はまだあまり混んでいないホールEでちゃちゃっとお買い物を済ませ、小澤一雄先生に似顔絵を描いていただくところまででが子連れコンサートの一連の流れでございます。小澤先生に「今年で3年連続です」と言ったら「結構そういう人いるんだよね、成長記録みたいに(笑)」とおっしゃっていました。まあ考えることは皆同じですね。


音楽以外の話をすると、新幹線大好きな上の子は、行きの車の中で鍛冶橋交差点からN700系とN700Aを見れましたし、国際フォーラムのホールAのロビーからはE5系を見れたましたし、帰りは新しくなった東京駅前の道に戸惑った結果珍しく神田の方を通ったのですが、昌平橋交差点から普段あまり見ない総武線と中央線を見れたので、まあ満足していただけたのではないでしょうか。音楽の方はどうだったか知りませんが(笑)

メンデルスゾーン:夏の夜の夢,最初のワルプルギスの夜 メンデルスゾーン:夏の夜の夢,最初のワルプルギスの夜
アーノンクール(ニコラウス),メンデルスゾーン,ヨーロッパ室内管弦楽団

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