新年最初のコンサートは、上野の東京文化会館で、ハープとチェロのデュオという癒やされそうな雰囲気漂うコンサート。穏やかな1年になるといいですね。


【Sound of the Sky 早川りさこ&植草ひろみ】
(2017年1月5日、東京文化会館小ホール)
スッペ:喜歌劇「詩人と農夫」序曲より
メンデルスゾーン(シュテックメスト編):「歌の翼」による幻想曲
クライスラー:愛の喜び
サン=サーンス:白鳥
早川正昭:追憶
早川正昭:牧歌
トゥルニエ:ノクターン 作品21
ショパン:ノクターン 作品9-2
新年お楽しみコーナー
ピアソラ:カフェ1930
ラミレス:アルフォンシーナと海
カサド:愛の言葉
 アンコール
  ギャニオン:明日
  ピアソラ:アヴェ・マリア
早川りさこ:ハープ
植草ひろみ:チェロ


早川さんはN響のハープ奏者で、植草さんは早川さんと高校も大学も同じという幼馴染コンビだそうです。息もぴったり、良い演奏でした。早川正昭さんは、ハープの早川さんのお父様だそうで、本日世界初演となる「追憶」と「牧歌」の2曲を作曲されていました。この「追憶」が、チェロの特殊奏法バリバリで、駒の付近の弦を弾いていたんでしょうか。不思議な響きでした。今は失われた古楽器のなんとか(名前は失念)というハーモニクスの楽器への追憶と、早川正昭さんの青春時代(チェロの植草さんのお父様とも親友だったそうです)、今日のデュオのお二人のことなんかも含めた「追憶」だそうで、なかなか聴き応えのある名曲でしたね。


新年お楽しみコーナーというのが突然始まりまして、「春の海」を奏でると裏からスタッフさんがガラポンを持ち出して、パンフレットに付いていた番号を使って抽選会が行われました。なんと1名様に、お二人が無料で出張演奏するという豪華プレゼント(笑) 残念ながら当たりませんでしたが、当たった方おめでとうございます。良い年になりそうですね(笑)


チェロの植草さんはアルゼンチンに赴いてピアソラの親友チェリストから色々と教えてもらったこともあるそうで、後半のピアソラ、カサドなんかは熱演でしたね。ピアソラのアヴェ・マリアなんて初めて聴きました。また、マルセル・トゥルニエのノクターンは数少ないハープとチェロのためのオリジナル作品だそうで、こういうNMLにも入っていないような曲を聴けたのも貴重な機会で嬉しかったですね。ゆっくりと、素敵な正月休みの午後を過ごせました。

Sound of the Sky Sound of the Sky
植草ひろみ 早川りさこ

HD Impression
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