アイカツスターズ!のCDについて語る その7


【序文】
このブログは基本的にはクラシック音楽について語るブログだが、どうしても記しておきたいと思うに至ったものについては、ここに記録して残しておこう。つまり、アニメ「アイカツスターズ!」の音楽はそれほどに素晴らしい音楽であることは保証したい。ポップミュージックの進化の歴史の最先端は常にアニソンなのだ。なお、前提として、僕はクラシック音楽オタクではあるがアニソンオタクでもないし、アニメオタクでもないと思っている。前作である無印のアイカツについてはそれほど詳しくないし、データカードダスもやったことはない。しかしこんなに1つのアニメにハマったのはローゼンメイデン(2004-)以来かもしれない。自分でもびっくりしている。あ、ネタバレ注意。

TVアニメ/データカードダス『アイカツスターズ!』挿入歌シリーズ4 フユコレ


TVアニメ/データカードダス『アイカツスターズ!』挿入歌ミニアルバム フユコレ
01 キミをロックオン
歌:ななせ・りえ from AIKATSU☆STARS!
作詞:林 美歩 作曲:GENMAI 編曲:Integral Clover
02 Dancing Days
歌:ななせ from AIKATSU☆STARS!
作詞:美音子 作曲・編曲:南田健吾(onetrap)
03 アニマルカーニバル
歌:かな・みき from AIKATSU☆STARS!
作詞:秋浦智裕 作曲:中野領太 編曲:成瀬裕介(onetrap)
04 TSU-BO-MI 〜鮮やかな未来へ〜
歌:みほ・かな from AIKATSU☆STARS!
作詞:YADAKO 作曲:YUKI FUNAKOSHI 編曲:C-Show,YUKI FUNAKOSHI
05 ラン・ラン・ドゥ・ラン・ラン! 〜NEXT LAP〜
歌:AIKATSU☆STARS!
作詞:畑 亜貴 作曲・編曲:広川恵一(MONACA)


ハルコレ、ナツコレ、アキコレと来て、ついにフユコレのジャケットで主人公ゆめ&ローラと、最重要人物であるひめ先輩の3人が登場。一応これで○○コレシリーズは一区切りということだろう。安定のななせ大活躍、ゆず様と真昼ちゃんでかなも大活躍、ちゃんと歌える人たちの歌がメインで安心の1枚である。


キミをロックオン
劇中劇の「アイカツ!刑事」の主題歌として使われた曲で、わかりやすく刑事ものの雰囲気が良く出ている。特別取り上げて語るものも見当たらないが、この曲は歌詞が意外と大人っぽくセクシーで、「今日は逃さないから覚悟してちょうだいね」「挑発をするからムキになるホ・ン・キになっちゃう」など、もうそういう目でしか見れない。歌ってるのもツバサっちとローラ、キャラの中ではクールでかっこいい女の子、声も大人っぽくて、もうそういう耳でしか聞けない。アイドルと刑事ものといえばまあ、これだよなあという感じ。ミニスカを思い浮かべる。いいのかそれで。肝心の曲名を歌う部分は、どう聞いても「君を録音」。


Dancing Days
正直に言おう。実はすごく好き。曲はもちろん、これを歌っているツバサっち(歌唱担当ななせ)が、衣装もステージも含めとにかくカッコ良すぎる。そしてエロい。言ってしまえば何の変哲もないロックである。それをカッコよく聞かすのがアイドルであると、そういうことだ。如月ツバサというキャラクターは、アイカツスターズではいわば宝塚の男役の人みたいな役柄で、常に凛々しくカッコよく、それでいて時折見せる女の子らしさがギャップ萌え過ぎるのだが、ちょっと脱線したけれども、とにかくスタイルも良くシュッとしてかっこいいお姉さんが、レースクイーン風のドレスと演出で(おい良いのか女児向け!)、ボーイッシュな美女がロックを歌う、この魅力! さらに、端々から溢れる女らしさ! これはあまりにもかわいい。さっきも言ったが、曲はなんてことないごく普通のロック。Led Zeppelinにも“Dancing Days”という曲があるが、特に関係はなさそうで、むしろ“Whole Lotta Love”を彷彿とさせる良リフから、ゴリゴリのベース、常在するシェイカーが程よいグルーヴを生む。完全にエロ目線なのだが、申し訳ないがエロ目線のないロック評など腑抜けそのものなので、堂々と言わせてもらう。この曲はツバサっちの最高曲であり、ドスケベ鼻血ブーソングである。この曲が良いという話を妻にしたら、あまり賛同を得られなかったが、男目線なのだろう。こういうカッコかわいいキャラとして、アイカツスターズ1年目はツバサっちが活躍し、そしてツバサっちが卒業し海外に行った2年目からはヴィーナスアーク所属の騎咲レイさんがこの役割を担うことになる。しかしレイさんはツバサっちよりもさらに濃い方向に振れているため、女ウケとしてはレイさん、男ウケとしてはツバサっちの方が上ではないかと。ほとんど音楽の話をしてないが、この曲の魅力に打ちひしがれることになったのは、曲の最後に言う「私のステージ」という歌詞の部分の声色が素晴らし過ぎたからである。


アニマルカーニバル
カーニバルというだけあって、サンバ風の元気なポップ。こういうロックでない曲にこそ、作曲者のセンスが現れるである。というか、ある程度の知識・能力がないとそもそも作れないわけで、必然的にクオリティは高くなるだろう。ラテン風のピアノ伴奏、ティンバレスやシェイカーの音、三連符のキメなどでカーニバル感を演出しているが、2-3クラーベの感じもなく、リズム主体ではなく歌主体である。グロリア・エステファンの「コンガ」を子供向けに甘口にしましたというテイスト。歌うのはゆず様(歌唱担当かな)とあこちゃん(歌唱担当みき)の明るい組み合わせ。ゆず様は天才だからカウベル連打しながら歌ったりできるんだろうなあと妄想する。動物の声を模したスキャットが常にバックに入っているのも、野生児ゆず様と猫キャラであるあこにゃんこらしい。本編ではあこちゃんにとっては自身の成長に繋がる非常に大きな意味を持つ曲となり、ゆず様にとっても幼馴染みのリリエンヌと一緒にやるステージという、ここぞというときに使われ、曲のインパクトもあわせて視聴者には忘れ難い楽曲になったことだろう。もっと言うと、この曲が最終回も近くなった時期に再び取り上げられるとは思いもよらなかっただろう。大サビ前に「どんなステップ踏めば良いのかは ずっと前から知っているよ」の部分で入ってくるバスドラム(スルドを思わせる)、ここでシンプルな4つ打ちが胸に響く。そう、人生ってのは、そういうステップを踏むことですよ。


TSU-BO-MI 〜鮮やかな未来へ〜
これは資生堂のCMか。というのが初めて聴いた印象。何度聴いても、資生堂のCMにしか思えない。いや、資生堂かどうかは知らんが、シャンプーとか、化粧品のCMソングしか思い浮かばないのは、この曲を歌う香澄姉妹がアイドルの中でも歌手寄りではなくモデル寄りであることを考慮すれば、インパクトの与え方としてはまさに大成功している曲であると言える。もう真昼ちゃんと夜空たんが髪を麗しくなびかせながら「資生堂、TSUBAKI」とか言ってそうなサビ。これは言ってるな。曲名もなんかTSUBAKIっぽいし。“TSU-BO-MI”という曲名が示す通り、これから花開かんとする乙女の歌であり、同じ系統でもう一段階パワーアップしたような曲が後に登場することを示唆するものだが、音楽的なことを言えば日本語をローマ字で表記しているように「和」のテイストを取り入れた作風のEDMである。


ラン・ラン・ドゥ・ラン・ラン! 〜NEXT LAP〜
無印アイカツのときからやっているラジオ、ラジカツの音楽で、アイカツスターズの新メンバーで再度録ったものらしい。アニメで使われたものではないので、あまり詳しくもないし思い入れもないので(古くからのファンには嬉しい収録だろう)さらっと流すが、耳に残る良曲であることは確かだ。やはりスターズから入った者としては、楽曲の雰囲気がスターズの他の曲とはちょっと違うなあと感じる。この辺の違いが、原理主義者たちがスターズを受け入れ難く感じる理由なんだろうなあと思う。ともあれ、畑亜貴とMONACAなのでアニソンとしては鉄板過ぎてコメントのしようもない。


アイカツスターズ!のCDについて語る その1(2017年10月18日)
アイカツスターズ!のCDについて語る その2(2017年10月19日)
アイカツスターズ!のCDについて語る その3(2018年1月23日)
アイカツスターズ!のCDについて語る その4(2018年1月24日)
アイカツスターズ!のCDについて語る その5(2018年3月1日)
アイカツスターズ!のCDについて語る その6(2018年4月2日)
アイカツスターズ!のCDについて語る その7(2018年4月10日)
アイカツスターズ!のCDについて語る その8(2018年4月10日)
アイカツスターズ!のCDについて語る その9(2018年4月12日)
アイカツスターズ!のCDについて語る その10(2018年4月14日)
アイカツスターズ!のCDについて語る その11(2018年4月15日)

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