アイカツ!のCDについて語る その7

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【序文】
このブログは基本的にはクラシック音楽について語るブログだが、どうしても記しておきたいと思うに至ったものについては、ここに記録して残しておこう。つまり、アニメ「アイカツ!」の音楽はそれほどに素晴らしい音楽であることは保証したい。ポップミュージックの進化の歴史の最先端は常にアニソンなのだ。なお、前提として、僕はクラシック音楽オタクではあるがアニソンオタクでもないし、アニメオタクでもないと思っている。実はスターズから見始めたにわかなので、スターズ曲紹介記事を2017~2018年に書いてから、2020年、この無印アイカツ曲紹介を書き始めた。スターズ曲と違ってネット上でも紹介記事は多いので、内容かぶったらゴメンナサイ。あ、ネタバレ注意。

TVアニメ/データカードダス『アイカツ!』2ndシーズンOP/EDテーマ KIRA☆Power/オリジナルスター☆彡

1 KIRA☆Power
歌:わか・ふうり・すなお from STAR☆ANIS
作詞:畑 亜貴 作・編曲:石濱 翔(MONACA)
2 オリジナルスター☆彡
歌:わか・ふうり・すなお・れみ・もえ・えり・ゆな・りすこ from STAR☆ANIS
作詞:こだまさおり 作曲・編曲:田中秀和(MONACA)

アイカツ2年め前半のOPとEDで、一つ前の記事で書いた1年め後半のOP/EDが良かったので変わるのが惜しいなあと思っていた人も多かったことだろう。正直、どのOPもEDも非常にハイクオリティなので期待を裏切ることはないのだが、特にこのシーズンはEDが神がかり的でまたしても大勝利である。

KIRA☆Power
変化球「Signalize!」から、ド直球の「ダイヤモンドハッピー」を経て、お次はと難しいところ。ということで「KIRA☆Power」は爽やかなEDM、どうでしょう。テレビ付属のスピーカーでなんとなく聴いただけでは、多分爽やかEDMですね、それで良いのです、かわいい女の子が出るアニメで、小さいお友達がお客様なのだから。うちのテレビはアンプとスピーカー繋いでいますが、アイカツ見るときにそんな大音量にしないし、ぼーっと聴いてると流してしまうOP、だが、EDMなのだからクラブの大音量を想定して、あるいはヘッドホンでじっくり聴いてみると、これは相当作り込んでいるなあとわかる。冒頭の音……クラブだったらこれだけで一気に空間を変えるだろう。1番Aメロですでに萌芽が見えるあの暴れたくてうずうずしている重低音が、Bメロで異常な動きをする。真面目に聴くと笑ってしまうわ。こんなの子供向けアニメに必要か?と言いたくなるが、ここまでやるからアイカツの音楽は大人でも楽しいのだ。Cメロ以降もめっちゃ凝ってるんだけど、サビはあくまできれいめEDM、4つ打ちで歌と歌詞をメインに聴かせようという配慮もある。歌はここではいちご(歌唱担当わか)、あおい(歌唱担当ふうり)、蘭(歌唱担当すなお)、ソレイユ3人だが、歌手違いバージョンも多い。テレビでアニメのOPとしてすんなりと聴けて、歌詞も歌唱もキラキラしていて未来へ羽ばたいていく(伏線だったのかって感じの歌詞だね)可愛らしさを残しつつ、聴き方を変えればゴリゴリなサウンドも楽しめるこだわりもある、全年齢向けの良バランス曲だ。なおサビの部分は映像だといちごちゃんとセイラちゃんが踊っている振り付けを明快に見せてくれていて、うちのリアル幼女様は楽しく踊っていました。

オリジナルスター☆彡
「今日も今日とてアイドル活動」でおなじみ、アイカツ楽曲の中でも随一の傑作(だと勝手に思っている)「オリジナルスター☆彡」なので、書くと長くなりますよ。まあ短く言うなら、公式で「カレンダーガール進化版」と語っていたそうだが、一言ならそれ以上の表現はない。同曲も良いファンクだが、本当に進化している。進化というのは優劣の問題ではなくて、ピカチュウとライチュウどっちが好きかくらいの話。ちなみに僕はライチュウの方が好きだし、オリジナルスターの方が好きかな。というか、この曲は全アイカツ音楽の中でも五本の指に入るくらい僕の好みである。そもそもファンクが好きなのである。僕のTwitterやブログにある「土曜の夜はクラシック以外の音楽の話」というコーナーでもやたらファンクを取り上げてしまうが、この「オリジナルスター☆彡」はEarth, Wind & Fireの“Getaway”という曲のオマージュであり、ファンク好きなら反応しないわけにいかないのである。熱帯JAZZ楽団のバージョンを昔コピーしたし、高輪ゲートウェイ駅ができたときはわざわざ高輪でGetaway聴いてカーナビの画面に「高輪」と「Getaway」が映るようにして写真撮ったくらい好きだ。さあ、雑談は終わりにしよう。印象的なイントロのキメはモロにGetawayのイントロを意識しているのだが、ホーンだけじゃなくてスキャット風のコーラスが入っているのがとても良い。主役はアイドルなのだ。Aメロのリズム隊のキレとグルーヴ、最高ですね。Bメロの前のキメも素敵。サビのストリングスの音色も結構ファンクっぽい、というかディスコっぽい雰囲気があって好き。ちょっと哀愁あるメロディーとコード進行が、このリズムとサウンドだと、なんかダイアナ・ロスの「ザ・ボス」っぽい。わかるでしょ!? 2番Aメロ前半のベースに注目するのはアイカツ楽曲あるあるだが、ここどうなってるんでしょうね。ここだけ別に打ち込みなのかしら。面白い。ワウ盛り盛りのギターソロもかっこいいし、Cメロの「キラキラもっと瞬いて」の歌詞の部分から、効果音でも何かずっと瞬いている(笑) SEだけでなく、この曲ではコーラスも効果的だ。ファンクっぽいキメでもそうだし、サビでも最後でもフーとイェーが満載。歌っているのはスターライトの面々、いちご(わか)、あおい(ふうり)、蘭(すなお)、おとめ(れみ)・ゆりか様(もえ)・さくら(えり)・かえで(ゆな)・美月(りすこ)で、子ども向けとは思えないファンキーミュージックも、アイドルの可愛らしい歌唱でマイルドにしあがっている、はず。歌手についてなら、歌詞の内容やストーリーを鑑みるといちご&あかりバージョンも捨てがたい。あかりちゃんが「小さくたって自分だけの光」と歌うところは感涙ものである。この曲はアニメ本編との関わりの深さにおいても、まさにカレンダーガール並みに上手く活かされており、そういうところからもカレンダーガール進化版の二つ名に偽りなしなのである。ついでに言うと今放送中のアイカツプラネットのエンディングもめっちゃ良い曲なので、本編に絡むと良いなあと願望を抱いているのだが、どうなるのでしょう、2021年3月15日現在の心境として書き残しておきましょう。随分長く書いてしまったが、あと2つだけ言わせてほしい、1つはエンディングは映像がめっちゃ良かった、あのネオンのやつ、あおいちゃんがカメラ持って満面の笑み、あおい推しにとっては感謝感謝です。もう1つは下のリンク、Carmen Braden(カーメン・ブレーデン)のSongs of the Invisible Summer Stars(見えざる夏の星の歌)について一昨年書いた記事、どうせマニアック過ぎて誰も読まないだろうからと思って好き勝手書きました。オリジナルスター☆彡、やっぱ好きだわ。


アイカツ!のCDについて語る その1(2020年3月17日)
アイカツ!のCDについて語る その2(2020年7月14日)
アイカツ!のCDについて語る その3(2020年8月11日)
アイカツ!のCDについて語る その4(2020年11月30日)
アイカツ!のCDについて語る その5(2020年12月22日)
アイカツ!のCDについて語る その6(2021年1月29日)
アイカツ!のCDについて語る その7(2021年3月15日)


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Author: funapee(Twitter)
都内在住のクラシック音楽ファンです。コーヒーとお酒が好きな二児の父。趣味は音源収集とコンサートに行くこと、ときどきピアノ、シンセサイザー、ドラム演奏、作曲・編曲など。詳しくは→more

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