クラシック音楽の楽曲に関する話題を中心に、音楽・芸術・哲学・文学・美学などの話、聴きに行った演奏会や観に行った展覧会の感想、その他日常の諸々を含め、適当な文章を書き綴っていきます。「ボクノオンガク」というブログ名は、よくあるパソコンの音楽フォルダ名“My Music”の和訳と、小澤征爾さんの本『ボクの音楽武者修行』から。

  • レブレヒトのウィーン・フィル「ニューイヤーコンサート」批判(前編)
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シュミット=コワルスキー チェロ・ソナタ第3番「アトランティス・ソナタ」:ロマンティックあげるよ

シュミット=コワルスキー チェロ・ソナタ第3番「アトランティス・ソナタ」:ロマンティックあげるよ

シュミット=コワルスキー チェロ・ソナタ第3番 ロ長調 作品99「アトランティス・ソナタ」 トーマス・シュミット=コワルスキー(1949-2013)という作曲家をご存知だろうか。ドイツのオルデンブルクに生まれ、ベルリンやハノーファーでアルフレート・ケルペンらに学んだ。ケルペンも十分マニアックな作曲家だと思うが、その弟子となるといよいよ知られざる領域である。 僕が初めて彼を知ったのは10年くらい前だ […]

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グアスタビーノ 鳩のあやまち:アルゼンチン国民楽派の歌

グアスタビーノ 鳩のあやまち:アルゼンチン国民楽派の歌

グアスタビーノ 鳩のあやまち アルゼンチンの作曲家、カルロス・グアスタビーノ(1912-2000)を取り上げよう。アルゼンチンの作曲家と言えば? アストル・ピアソラが最も有名だろうか。あるいはもう少し正統なクラシック音楽ファンならヒナステラを挙げるだろう。はたまた、グラミー賞を受賞したゴリホフ、彼も昔このブログで取り上げた。意外にも、アルゼンチンの作曲家はこれで4人目となる。自分でも驚きである。 […]

歌詞置き場17

グアスタビーノ 鳩のあやまち Se equivocó la paloma Se equivocaba Por ir al norte, fue al sur Creyó que el trigo era agua Se equivocaba Creyó que el mar era el cielo Que la noche, la mañana Se equivocaba Se equivoca […]
グリンカ ヴィオラ・ソナタ ニ短調:若いくせに哀愁たっぷりで

グリンカ ヴィオラ・ソナタ ニ短調:若いくせに哀愁たっぷりで

グリンカ ヴィオラ・ソナタ ニ短調 このブログでは10年ぶりにグリンカについて取り上げる。10年前に書いたのはもちろん「ルスランとリュドミラ」序曲。そこでは自分で「ルスランとリュドミラのイメージが先行しているが、グリンカには甘美な曲もある」というようなことを書いてある。なるほど、そんなこと言えなくもないかも。ということで、せっかくなのでその甘美な曲を紹介しよう。 有名な「ルスランとリュドミラ」の作 […]
ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第23番「熱情」: ほとばしる熱いパトスで

ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第23番「熱情」: ほとばしる熱いパトスで

ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 作品57「熱情」 ピアニストのエドウィン・フィッシャーはこの曲を「過激な主観性の表現」と言った。これ以上の言葉があろうか。グレン・グールドは駄作扱いし、ロシアの革命家レーニンは「こんなものを聴いたら革命はできない。悪人にはなれない」と大絶賛。やはり貶せば玄人らしく、褒めると素人くさいのかしら……。 ベートーヴェン中期の傑作、ソナタ「熱情」は、「月光」 […]
バーバー 夏の音楽:綺麗な音してたんだね

バーバー 夏の音楽:綺麗な音してたんだね

バーバー 夏の音楽(サマー・ミュージック) 作品31 8月末にすべりこみでサマーミュージック。今年も猛暑の日があったり意外と涼しい日があったりしましたが、皆様お元気でしょうか。 夏というと何を思い浮かべますか?海?プール?スイカ?カブトムシ?これを読むような人はもう、そんなもの思い浮かべませんか? 子ども時代のキラキラした楽しい夏休みはいつの間にか記憶の彼方、今はただただ暑い中がんばって生きている […]
マーラー 交響曲第4番:シューベルトによろしく

マーラー 交響曲第4番:シューベルトによろしく

マーラー 交響曲第4番 ト長調 クセの強いオタクが多く、そこら中で書かれているマーラーやショスタコーヴィチやブルックナーはあまり取り上げたくない。もう素人には書くことがないくらい既出なんじゃないかと。下手なことは書けないしね。 なのでマーラーはまだブログを始めたばかりの若かりし頃、2008年に1番、2009年に8番の記事を書いてから暫く敬遠しているのだけど、実は最近、結構4番を聴いているので、ここ […]
ベルリオーズ 葬送と勝利の大交響曲:勝利の女神は勇者に微笑む

ベルリオーズ 葬送と勝利の大交響曲:勝利の女神は勇者に微笑む

ベルリオーズ 葬送と勝利の大交響曲 作品15 「最初から最後まで素晴らしい」「フランスという国が存在する限り、この交響曲は残り続け、人の心を高揚させると確信している」これはワーグナーによるこの曲の評である。 ベルリオーズの交響曲と名がつく作品は、それまでの交響曲とは全く姿を異にするものばかりで、初期ロマン派を象徴する最も有名な5楽章の交響曲である幻想交響曲(1830)をはじめ、交響曲「イタリアのハ […]
【名盤への勧誘】シューベルト 交響曲第5番 変ロ長調 D485 ペーター・シュライアー/シュターツカペレ・ドレスデン(1977年)

【名盤への勧誘】シューベルト 交響曲第5番 変ロ長調 D485 ペーター・シュライアー/シュターツカペレ・ドレスデン(1977年)

オススメの名盤はこちら。 Schubert, F.: Symphonies Nos. 5 And 8, “Unfinished” (Dresden Staatskapelle, Schreier) posted with amazlet at 19.08.20 Berlin Classics (2009-03-17) Amazon.co.jpで詳細を見る シューベルト 交響 […]
カステルヌオーヴォ=テデスコ ギター協奏曲第1番:さよならトスカーナ

カステルヌオーヴォ=テデスコ ギター協奏曲第1番:さよならトスカーナ

カステルヌオーヴォ=テデスコ ギター協奏曲第1番 ニ長調 作品99 ギター協奏曲といえば、まず挙がるのはロドリーゴのアランフェス協奏曲。では次は?となると、このマリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968)の協奏曲を挙げるギターファン、協奏曲ファンは多いことだろう。 イタリアのフィレンツェに生まれ、若くして活躍したユダヤ系の作曲家で、映画音楽などをはじめ多くの作品を生み出した。 193 […]
兼田敏 若人の歌:あなたが振り返るとき

兼田敏 若人の歌:あなたが振り返るとき

兼田敏 バンドのための楽章「若人の歌」 東京2020?何ですかそれ?よく知りませんが、ちょうど1年後くらいに東京オリンピックがあるそうなので、前回の東京オリンピックがあった年、1964年に出来た曲を取り上げよう。兼田敏(1935-2002)、通称カネビン(1文字しか短くなっていない)の初期の吹奏楽作品である「若人の歌」だ。 この曲は全日本吹奏楽コンクールの1964年度課題曲であり、コンクールの課題 […]