ラ・フォル・ジュルネの特別展ということなんでしょうかね、特別展「ブラームスとリストの世界~後期ロマン派のタイタンたち~」を見てきました。
ブラームス、リスト、マーラー、シェーンベルク、R.シュトラウスの5人が、それぞれの会場に分かれて、特集されていました。今回はブラームスとシェーンベルクに行くことができました。まあ、シェーンベルクについては割愛で良いよね(笑)彼は後期ロマン派っていうとちょっと違和感あるよね。もちろん、浄夜とかあるけどさ。なんか彼が書いた絵とかあって面白かったです。あとは12音技法の解説とか。
ブラームスが愛したピアノ、「シュトライヒャー」が展示されていました。ブラームスがウィーンの自宅で愛用したものと同型ピアノだそうで、1871年にシュトライヒャーによって製造されたもの。時間がよければ演奏も聴けたようですが、ちょっと時間が合わず、残念。アンティークで素敵なピアノですね。見惚れます。
「日本初公開」と銘打ってメインにしていたのが、雨の歌の自筆譜です。ヴァイオリン・ソナタ1番で有名なこの歌曲の自筆譜はなんと武蔵野音大蔵とのこと。びっくり。ちょっとした解説の紙ももらえて満足です。
なんと言ってもすごかったのは、ブラームス自身が弾いているという1800年代のハンガリー舞曲の録音。これはすごい。何とかという録音技術(忘れた……笑)を使って録音してあるもので、音質はもちろん良くはありませんが、貴重なものを聴くことができました。
演奏会そのものより、特別展の方が楽しめたかな(笑) これはなかなか良かったです。来た甲斐がありました。ちなみにこの日は友人と都内を散策しました。丸の内でこれを見て、皇居、日比谷公園と周り、楽しいGWでした。
ブラームス:後期ピアノ作品集 アファナシエフ(ヴァレリー),ブラームス 日本コロムビア |
都内在住のクラシック音楽ファンです。コーヒーとお酒が好きな二児の父。趣味は音源収集とコンサートに行くこと、ときどきピアノ、シンセサイザー、ドラム演奏、作曲・編曲など。詳しくは→more