少し前ですが、6日にクラリネットのアンサンブルコンサートに行ってきました。
友人が主催するもので、かなり前から練習して気合入っていましたね。
どのアンサンブルも個性的でとても楽しかったですが、特筆すべきはやっぱり30人を超えるクラリネット・クワイヤーによるホルストの第1組曲ですね。
こういうのは滅多に聴けるものではないので、前から期待していました。
ホルストの「吹奏楽のための第1組曲」は僕のとても大好きな曲です。
吹奏楽に詳しくないクラシック好きの人でも、この曲くらいは知っていたりする有名な曲ですが、クラリネット用にアレンジされたものというのもあるんですね!
プログラムノートで指揮者さんは、
「クラリネットだけの演奏だから、この曲の形式の面が強調される。美の本質とはその色でなく形に宿ることを見てほしい」
といった趣旨のことを書いていました。
一方の僕の友人の主催者さんは
「人数が増えると変化する音色の面白さがクラリネットのすごいところで、ホルストではパイプオルガンのような重厚な音色を体感してほしい」
といった趣旨のことを書いたり話したりしていました。
音色の持つ魅力と、ホルストの創造した形式の美しさ、両方を追い求めた演奏なんだなあということが、曲を聴いてとてもよくわかりました。
素晴らしいコンサートでした。お疲れ様です。ブラヴォー!
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Author: funapee(Twitter)
都内在住のクラシック音楽ファンです。コーヒーとお酒が好きな二児の父。趣味は音源収集とコンサートに行くこと、ときどきピアノ、シンセサイザー、ドラム演奏、作曲・編曲など。詳しくは→more
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