ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 作品73「皇帝」
ベートーヴェンの5つのピアノ協奏曲のうち最も有名かつ芸術的に成熟した作品。
ルードルフ大公に献げられたこの曲は、当時のフランス軍によってウィーンが占領されていたにもかかわらず、非常に堂々とした、力強いもので、まさに「皇帝」を思わせる(ただしこの副題はベートーヴェンによって付けられたものではない)。
僕が初めてこれを聴いたとき、「ああ、なんて『皇帝』っぽいんだ!!」と驚嘆した。
最も好きな協奏曲である。
沈んだ気分の時この曲を聴けば、不思議と「偉そう」な気分になり、元気になる。
昔はなんと言っても1楽章の勇壮さがたまらなく好きだった。
段々と2楽章の良さに気付いていき、今では2楽章が一番好き。
2楽章の美しさは、ベートーヴェンの他の曲と比べても、抜群に良いと思う。
2楽章は昇天します。そして静かに3楽章へ移っていく、この3楽章も明快な力強さにあふれ、申し分ない。
至福の40分間。
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」&第3番 ベネデッティ=ミケランジェリ(アルトゥーロ),ベートーヴェン,ジュリーニ(カルロ・マリア),ウィーン交響楽団 ユニバーサル ミュージック |
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Author: funapee(Twitter)
都内在住のクラシック音楽ファンです。コーヒーとお酒が好きな二児の父。趣味は音源収集とコンサートに行くこと、ときどきピアノ、シンセサイザー、ドラム演奏、作曲・編曲など。詳しくは→more
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