牧歌、2024年末の喜びと感謝

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昨年はうっかり書かなかった、年末のご挨拶。まずはこのブログを読んでくださる皆様、ありがとうございます。少し前の年末挨拶を見返すと(カテゴリの「未分類」にあります)、Twitterばっかりでブログの更新が少ないと反省しているが、最近は逆で、できるだけブログに書こうと努めている。Twitter、というかXがあまりにひどいSNSになって、ちょっと幻滅しているからだ。


このブログのTwitterアカウントを作ったのは2019年。プライベートのTwitterアカウントは2009年に始めており、それなりに長く変遷を見てきているつもり。あの頃はTwitterも面白かったなと、遠い目になる。何でもそうだけど、金持ちのアホが手を出すと碌なことがない。確かに変なユーザーは昔からいたけどね、でもこんなに酷くなかったはずだ。今はもう、議論とは到底呼べない酷い言い争いや、他人への攻撃、罵詈雑言、そして金儲けのためだけの嘘、広告ばかり。ああ、ああ、Twitterはこんな場所じゃなかった……と切なくなるが、とりあえずはこのブログのアカウントで僕と仲良くしてくださる方々とほんのり繋がっていれば十分、もうそれ以上は望まないでおこうと、割り切っている。だからブログ更新するといいねしてくださったり、読んでくださったり、あるいはリプライで何かコメントくださる皆さんには感謝しています。そのためだけにやってるようなものです(笑)


この記事を読む方は多分相当限られていると思うので話しますけど、僕もそこそこSNSはやってきたんですよ。Twitterは2009年から、それより前はmixi、あとはFacebookもやってた。mixiは面白かった。長文書くのは自分に向いていて、若かったからか友人たちもノリ良くリアクションしてくれた。mixiそのものが廃れてしまったのは残念なことだ。

Facebookは嫌い。mixiと同じ友人たちと繋がっていたはずなのに、ブログ更新のお知らせをしても大半の人が無視。リアクションをくれる人はごくわずかになった(わずかだからこそ、その人たちのことはしっかり記憶しており、良い印象を抱き続けている)。周りがみんなSNSをやめたのでもなく、ブログ以外の投稿、例えばキャリアの話や旅行の話などはいいねされるのに、ブログの話だけはマジでみんなスルー。いやあ、不愉快だったなあ。ブログがつまらないのは僕のせいだが、大勢の人から一斉に「あなたは知人なので一般的な遊びや祝いごとには社会人として反応しますが、興味のないあなたの趣味には反応する必要がありません」と言われているかのような場所なんて、ちっとも楽しくない。確かに結婚出産や就職転職起業なんかに比べたら、個人の趣味はどうでもいい話。だが、わざわざそれが可視化されて「お前のブログはスルーされて当然」みたいに扱われる場所は、普通にしんどい。僕も興味ないものを他人に押し付けて「見ろ!」とは言わないけど、逆に「興味ない!見ない!」と大勢から言われる場所は、嫌いになって当然です。もう絶対やらない。

Twitterはリアルな人間関係ではなく、趣味だけでも繋がれる、とても居心地の良い場所だった。だった、と過去形になるのは悲しいけど。ブログの宣伝でもするかと専用アカウントを作ったものの、僕にはあまり宣伝の才能もなく、そもそも宣伝するほど面白いブログでもなかった。ぴえん。インフルエンサーごっこや界隈のプチ有名人になってちやほやされるのも無理だとわかり、バズるなんてもってのほか、それなりの数のリアクションを集めるのさえ難しい。よほど上手いこと運用するか、リアルな人間関係を構築した上で人気商売やらないとダメなのなかと思うも、打算も何もなさそうな人が「◯◯って良い曲ですね」とか「◯◯の演奏、すごい!」とか言うだけで僕の何倍ものいいねをもらう界隈のアカウントを見ると、ちょっと惨めな気持ちになる。要は僕が不人気なだけか……と、ブログに出戻りしてきた感じだ。Twitterの改悪それ自体は事実だが、ブログ更新が増えたのはそんな理由もある。


Twitterもブログも、オープンにして他人に読まれるのが前提だけども、結局のところ自分が楽しいことだけを自分本位でやっていきたいし、他人が見て楽しいかどうかをあまり考えずに書き連ねていきたいと思っている。だから尚の事、リアクションをもらうと喜びも大きい。温かい反応をくださる皆さんのこと、僕は忘れません!多分! クラシック、というか芸術と言われるものは、他人のためにではなく自分がやりたいからやるというのが第一で、だから殆どの場合見向きもされず、大衆の支持を得られず、やめてしまう人も多い。本当に才能のある、一握りの人だけが生き残る。そんな音楽について語るのであれば、僕もやはり、アクセス数を増やしたり人気を得るために書くのは違うよなと。そんな風に思っていれば、不人気だろうがなんだろうが、多少は気にせず過ごせるというものだ。なんか、ただ趣味で音楽聴いて片手間で感想書くだけの人と、真剣に芸術を追求する人と、同列にするのは色々間違っている気がするが、まあ良いだろう。孤高の天才音楽文筆家として、僕のことを高く高く評価してくださる稀有な方がいらっしゃいましたら、ぜひ今後とも読んでいただき、奮ってTwitterでいいねとシェアをしていただけたら嬉しいです。あ、しなくてもいいですからね、これを読んでくださっているということはもう、それだけで十分ですから。ありがとう! あとアイカツ記事読んでくれる方も、グラシアス、つまりありがとう!

ということで、これからもTwitterではダラダラと当たり障りないことを、ブログでは常に正直に本心を書き連ねていきたいと思います。ボクノオンガク読者、通称ボク読(ぼくよみ)の諸君、今年も大変お世話になりました。来年もよろしくお願いします。ブログなので最後は正直に本心を書くぞ、おい、イーロン・マスク!Twitterを元に戻せ!あとお年玉で三億円くらいください!

Great Czech Conductors
Karel Sejna


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Author: funapee(Twitter)
都内在住のクラシック音楽ファンです。コーヒーとお酒が好きな二児の父。趣味は音源収集とコンサートに行くこと、ときどきピアノ、シンセサイザー、ドラム演奏、作曲・編曲など。詳しくは→more

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