ウィーンからは飛行機でパリへ向かいました。妻の買ったお土産が多すぎてウィーン国際空港の荷物預かりでやたら手間取ったのも、まあ平常運転です。
何よりもまずルーヴル美術館へ。とにかく広く、到底全部なんて見て回れません。ルーヴル名物謎のピラミッド、これ入場するとき必ずこの真下を通ることになるんですね。外の噴水のある広場ではお土産を売る背の高い人たちがあちらこちらを彷徨いています。「ワンユーロ、ワンユーロ」とつぶやきながらエッフェル塔のキーホルダーを売る人たちはなんとも不気味です。
広くて大変ですが、まあまあ見たいものは大体見た、という感じでしょうか。これは長期滞在しないといけませんね。毎日通って、少しずつ見れたらなんて素敵なんでしょう。
とにかく広いのが羨ましいですね。日本ではなかなかこんな面積取れないですし、常設も難しいですし。結構歩いたので疲れました。色々見ていたらあっという間に時間が過ぎます。夜のピラミッドも素敵です。
翌日はパリを離れ、ノルマンディーへ向かう観光ツアーに参加しました。まず向かう「ブブロン オン オージュ」、通称ブブロン村は「フランスで最も美しい村協会」に認定されている、美しい村だそうで、確かに本当にとてもきれいな村でした。長閑です。道中も長閑でしたので、バスに揺られて用意してきた音楽を聴きます。ジョルジュ・プレートル指揮パリ管のプーランク「フランス組曲」やカントロフ&ルヴィエ&ミュレルのドビュッシー ピアノ三重奏曲など。良い気分です。
ブブロンではパンやジャムなども買いました。キャラメル美味しかったなあ。再びバスに乗り、モン・サン・ミッシェルに向かいます。途中La Rôtisserieというお店でランチです。よくツアーで使われるお店だそうで、モン・サン・ミッシェル名物ふわふわのオムレツが食べられるところです。ネットの評判だと良し悪し分かれるのですが、個人的には「普通」だと思います。おそらく低評価をしている人は、そもそもモン・サン・ミッシェル風のオムレツを知らないか、過度な期待をしていたのではないでしょうか。日本でラ・メール・プラールで食べてもこんな感じです(笑)
モン・サン・ミッシェルもよく歩きました。やはり外から見て楽しむのが一番なのではないか、と元も子もないことを考えながら。参道をぶらぶら歩くのも良いですし、中は様々な建築様式を見て楽しむことができます。
「ラ・メルヴェイユ」と呼ばれるゴシック様式の建築棟や、ロマネスク様式とゴシック様式の入り交じる修道院内部など、見応えがありました。修道院の聖堂は11世紀に建てられたそうですが、半分くらいしか残っておらず、16世紀に改築された奥の方はゴシック様式です。
ベートーヴェンハウスにも黒猫がいましたが、モン・サン・ミッシェルにもいました。しかも何匹もいました。かわいいねえ(笑)
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ウィーン・パリ旅行記1
ウィーン・パリ旅行記2
ウィーン・パリ旅行記3
ウィーン・パリ旅行記4
都内在住のクラシック音楽ファンです。コーヒーとお酒が好きな二児の父。趣味は音源収集とコンサートに行くこと、ときどきピアノ、シンセサイザー、ドラム演奏、作曲・編曲など。詳しくは→more