(記事作成日:2026年10月8日)
【序文】
このブログは基本的にはクラシック音楽について語るブログだが、どうしても記しておきたいと思うに至ったものについては、ここに記録して残しておこう。アイカツスターズ!の曲紹介記事を2017~2018年に書き始め、2020~2023年にアイカツ!&未来へのSTARWAY、2023~2024年にアイカツフレンズ!、2024年にアイカツオンパレード!、2024~2025年にアイカツプラネット!を書き終え、ようやくフォトカツ!のCDレビュー記事へ。僕自身はゲーム未プレイなので情報等はネットで見ただけです。過去記事やその他アイカツ記事はAikatsuページをどうぞ。なお、前提として、僕はクラシック音楽オタクではあるがアニソンオタクでもないし、アニメオタクでもないと思っている。ネット上の他記事と内容かぶったらゴメンナサイ。あ、ネタバレ注意。
スマホアプリ『アイカツ!フォトonステージ!!』スプリットシングル フォトカツ!EP01
01 夏色バタフライ
歌:ゆな・えり from STAR☆ANIS & みほ from AIKATSU☆STARS!
作詞:大塚ひとみ 作曲:加賀山長志 編曲:南田健吾(onetrap)
02 GLAMOUROUS BLUE
歌: わか from STAR☆ANIS & るか from AIKATSU☆STARS!
作詞:辻 純更 作曲・編曲:石濱 翔(MONACA)
03 きらめきメッセンジャー
歌:もな・ななせ from AIKATSU☆STARS!
作詞:yumeiroecho 作曲:加賀山長志 編曲:orange spotting(onetrap)
フォトカツシングル7枚目からは「フォトカツEP」と題されたシリーズで、3枚ある。どれもビートルズの音盤ジャケットをオマージュしており、EP01はレット・イット・ビー。いやトーキング・ヘッズだという異論は認めないがジュン・知子・チヨ・さおりだろという異論は認める、歌姫だし。音楽好きな大きなお友達を意識した路線変更で、帯の一言ポエムも無くなった。中身はビートルズ関係ないけど、どれも良い曲ばかり。
夏色バタフライ
MINMIの「シャナナ☆」そのまんま、といった感じのアゲアゲな夏ソング。ライブでもタオル曲として扱われているようだ。蘭(歌唱担当ゆな)、そら(歌唱担当えり)、珠璃(歌唱担当みほ)の3人による、セクシータイプの本領がいかんなく発揮されたハートを昂ぶらせてくださる三女神の美しい歌声が最高だ。音楽もラテンやカリブのノリがとっても楽しい。特に高音の乾いたパーカッション、多分ボンゴか何かだろうが、これがいい。もはやボンゴが主役とも言える。僕はこのリズムをボンゴで叩くとなると、昔吹奏楽部でやったM8のHIGH PRESSURE(T.M.Revolutionの方ね)を思い出すわ、全く同じリズムパターンで、人生初のボンゴだったなあ……懐かしいなあ。やっぱり夏ソングはね、体を夏にして過激にいかないとね。それはともかく、パーカッショニストの三沢またろう氏がクレジットされているので、おそらく中間部のソロもそうなんでしょう。いやあ、熱い熱い。打ち込みでなくて録ってるから音が良いね、ギターも良い音だ。Bメロで珠璃パートになると(珠璃は僕のあかジェネの推しです)、ピアノで情熱大陸のリフが入ってくるのも面白い。やはり情熱といえば珠璃。情熱の珠璃、親密さのそら、そしてコミットメントの蘭だからな! セクシータイプとは愛のタイプであると言えよう。情熱大陸のリフというかまあ、音楽用語で言うとモントゥーノ風ということになるのかな。ボンゴもピアノも情熱的でセクシーだけど、カラッとしていて爽やかさもある。バランスの良い仕上がりで良い曲だなあ。歌詞も自由にオシャレして今を楽しもう、夏を、この瞬間を楽しもうという前向きなもので、大変アイカツらしい。ハッピーサマーコレクションというフォトカツのイベントの曲。このイベントはビーチドレスでビーチショーをするというフアン感涙のご褒美イベント。必然、どのフォトも激アツだ。「夏色バタフライ」もそのフォトに勝るとも劣らぬ激アツな音楽。

シャナナ☆
MINMI

情熱大陸 葉加瀬太郎SELECTION
GLAMOUROUS BLUE
「思い出いっぱい!夏祭り!」という夏祭りイベントの曲で、いちご(歌唱担当わか)とあかり(歌唱担当るか)の実質コスモス曲。コスモスというユニット名はこのあとのフォトカツのイベントが初登場なので、この曲が出た段階ではまだ明らかになっていない。本編145話「アツい夏祭り」からまだそう時間の経っていない、あかり中2の年の夏の話と考えると、いちごがあかりを誘って出たこの夏祭りのステージこそコスモス結成のスタートライン、なのかもしれない。飛び込みで出た夏祭りのステージなのに、あおいをして「このステージは、アイカツ!の歴史に残る」と言わしめるステージ(しょっちゅう言ってそうだな)、そんなステージの曲となるとそれはそれは重要な曲だ。作詞辻純更、作編曲石濱翔である必要もあろう。もしかするとコスモス曲の方向性ありきで、いわば「星空のフロア」のための前奏曲である必要もあって、こういうディスコファンクっぽい曲調になっているのかもね。歌詞に「コスモスの浴衣で」と先に出してくるのも示唆的だ。アイカツ!はここぞというときにカレンダーガール的な音楽性の曲を持ってくるというのがあって、まさにアイカツ!×プリパラのプリティー×アクティビティなんかもそうなんだけど、コスモスの楽曲にもそうしたイズムが見られる。コスモスサーチもね。主人公×主人公の音楽だもんね。それもあるし、コスモスたるもの、Cosmic Girlかくあるべし、ということか。そんな話は「星空のフロア」について書くときにすれば良いんだけど、もうしちゃった。一応Jamiroquaiのアルバムも貼っておきますね。そういう切り札的なディスコファンクという解釈もできるけど、でもいちご曲のアメリカ風が効いているからな気もする。いちごイコール米国留学、すなわち60年代Dance in the rainの後継としての70年代ディスコファンク。そんないちごらしい音楽が、この音楽ではSTART DASH SENSATIONのあの印象的なイントロと同じリズムのストリングスで導かれてくるんだから、素敵じゃないか。まあただの妄想ですけどね。歌詞の方は夏祭り感、というか夏休み感が前面に出ている。楽しさ特盛、そしてちょっと大人になってglamorousに楽しめちゃうというのを、星宮と大空の「空」つながりで描いていて、タイトルは絶対GLAMOROUS SKYで良いんだけど、それはもうあるからな。NANAも懐かしいね。ただ曲調は変に軽くアゲな感じではなくややメロウなところもありBLUEも違和感はない。ストリングスの音色もチープでなく本当にグラマラスな魅力があるし、ギターはソロもカッティングも良い、ベースもグイングインやってて文句なし。本当に、文句なしの傑作ですね。強いて文句を言うとしたら「見せちゃお♪ビキニ」って言ってるのに見せてくれないとこかな!!
きらめきメッセンジャー
「輝け!ダンシングディーヴァ」というイベントの曲。これ、めちゃ良い話で、マジでこういうのは本編で見たかったなあと思う。ユニットとして成長するとはどういうことなのか、というテーマでダンディヴァが学んでいく話。SpLasH!もヒカリも登場するし、良い内容なんだよなあ。それと同時に、アイドルユニットAIKATSU☆STARS!としては、もなの卒業ソングでもある。というか古参フアンにとってはそっちの方が重要かもしれない。まあその話は古参フアンの方に伝え残していく責任があるということで……一応事実だけ書くと、2016年3月はアイカツ!ミュージックフェスタ2016でもな卒業&アイカツスターズ!開始に合わせてりえ加入(厳密には2月)、このCDは2016年8月のリリース、2017年3月のアイカツ!ミュージックフェスタでりえがこの曲を歌い、きらめきのバトンの受け渡し、まさしくアイカツ!がそこにあった、という話だ。ちなみに僕が真面目にアイカツシリーズを見てみようと思ったのは2017年2月、スターズから入った民なので(その話はこちらから)、当然そんな重大な出来事があったなんて知らなかったけどね。そういう、もなにとって、りえにとって、そして往年のフアンにとっての大事な曲である。もちろん、ななせにとってもでしょう。結構、アイカツにしては珍しいしっかりした重唱で、掛け合いやハモリも魅力的な曲。歌唱力も求められるし、スミレ(歌唱担当もな)と凛(歌唱担当ななせ)の歌はさすがですね。ダンディヴァらしく勢いもあって歌も聞かせる良い曲です。2026年10月、アイカツ!アンコールが盛り上がっているタイミングでこの曲を紹介できたのはナイスだったかも。例えばこの曲なんかは、僕はリアルタイムの思い入れはもうどうしたって出来ようがないんだけど、でもこれからもこの素晴らしい曲を楽しめることは変わりない。古参には古参の、新参には新参の、それぞれの思いや楽しみがある。◯◯の時代を知らないからだめだ、なんてこと言う古参はどの界隈にもいるけど(クラシック音楽界隈にもね)、そんなこと言ったって何にもならない。断絶ではなく、継承。きらめきがあるなら、それを受け渡していくのが大事なんですよ、心のきらめきを。何事もね。これからも沢山の楽しいアイカツ!の思い出を作れそうだなと思うと、本当に嬉しいし、ワクワクが止まらないね。かつて携わっていた方にも、今携わっている方にも感謝の気持ちでいっぱいです。アイカツ!14周年、おめでとうございます!
Author: funapee(Twitter)都内在住のクラシック音楽ファンです。コーヒーとお酒が好きな二児の父。趣味は音源収集とコンサートに行くこと、ときどきピアノ、シンセサイザー、ドラム演奏、作曲・編曲など。詳しくは→more










