アイカツ!のCDについて語る その8

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【序文】
このブログは基本的にはクラシック音楽について語るブログだが、どうしても記しておきたいと思うに至ったものについては、ここに記録して残しておこう。つまり、アニメ「アイカツ!」の音楽はそれほどに素晴らしい音楽であることは保証したい。ポップミュージックの進化の歴史の最先端は常にアニソンなのだ。なお、前提として、僕はクラシック音楽オタクではあるがアニソンオタクでもないし、アニメオタクでもないと思っている。実はスターズから見始めたにわかなので、スターズ曲紹介記事を2017~2018年に書いてから、2020年、この無印アイカツ曲紹介を書き始めた。スターズ曲と違ってネット上でも紹介記事は多いので、内容かぶったらゴメンナサイ。あ、ネタバレ注意。

三ノ輪ヒカリ アイカツ!オフィシャルショップ公式サポーター就任記念CD HI・KA・RI Shining♪(ヒカリシャイニング)

1 アイドル活動! ヒカリver.【ShortSize】
歌:ゆにこ
2 KIRA☆Power ヒカリver.【ShortSize】
歌:ゆにこ
3 Trap of Love ヒカリver.【ShortSize】
歌:ゆにこ
4 カレンダーガール ヒカリver.【ShortSize】
歌:ゆにこ
5 アイドル活動! ヒカリ&蘭ver.【ShortSize】
歌:ゆにこ・すなお

正確かは自信ないが、リリース順にやっていくとこれのはず。2013年10月から翌年9月までの「アイカツ!オフィシャルショップ」の初代公式サポーターに選ばれた三ノ輪ヒカリの、ショップ限定販売CD。曲については以前に書いたものばかりなので、補足的なものと雑談的なものになるが、決して手抜きではない。むしろ取り上げるということが愛だよ愛!

アイドル活動! ヒカリver.【ShortSize】
曲については「アイカツ!のCDについて語る その2」をご参照ください。ちなみにこのCD以外でヒカリ曲が収録されているのはコンプリートCDボックスのみである。歌唱担当ゆにこは存外に可愛らしい声で、地下アイドルである設定で本編では表面上クールな態度を取るヒカリだけに、ギャップが大きい。そもそも、このCDのジャケットのニッコニコに笑っているヒカリのポートレートも、いつもサングラスをかけているヒカリとのギャップが大きくて、これがギャップ萌えか……と昇天する。

KIRA☆Power ヒカリver.【ShortSize】
曲については「アイカツ!のCDについて語る その7」をご参照ください。なんでこの曲なんだよ!というツッコミはさておき(一つ前の最新リリースだからね)、三ノ輪さん(歌唱担当ゆにこ)、これもかわいいではないか。「みんなの心を笑顔にすると決めたよ」という歌詞が、あの眩しい笑顔のジャケットと重なり、思わず笑顔になる。終始かわいいが、「KIRA☆Power」の歌い方だけややセクシーなのが、さすが。

Trap of Love ヒカリver.【ShortSize】
曲については「アイカツ!のCDについて語る その3」をご参照ください。永遠のライバル紫吹蘭の持ち歌ラブソングを歌う三ノ輪ヒカリという構図がすでにエモい。ちゃんと低音の倍音多めの声でセクシーに歌ってくださる三ノ輪さん、良い。「アイドル活動!」や「KIRA☆Power」では妙にかわいらしかったのが、ここで大人っぽさも出せるのよとでも言わんばかり。本編ではあまり描かれない三ノ輪ヒカリが実力者であることを証明するセトリであると言えよう。

カレンダーガール ヒカリver.【ShortSize】
曲については「アイカツ!のCDについて語る その1」をご参照ください。何を隠そう、これがこのCDの白眉であることは間違いない。元々曲が良いのは言うまでもなく、上の曲たちも、陰と陽というか、幅広くヒカリの魅力を引き出す曲たちであるが、この曲は他の曲よりもずっと自由に歌っているように感じられて、三ノ輪ヒカリのかわいさが最も炸裂している。まず「前髪はキマらないし」の歌い出しの部分ですでに、ちょっと気だるい感じが出ているのがもうかわいい。「今朝はパンが食べたいよ」ではちょっとわがままな態度、「カフェオレにして」ではちょっと甘えた感じ、はいもうかわいい。三ノ輪さんはかわいいんだよ。全体的にそうだが、ちょっと鼻にかかった声の「リボンどれにしようかな」も良いし、「そろそろやばっ」の言い方もすごくリアルでいい。「そろそろ」の子音強め発音と低音含む声色に、「やばっ」の促音も雰囲気が出ている。三ノ輪さんは実はすごいんだよ。サビでも歌詞に対応した歌い方が映えているし、ちょっと哀愁あるメロディーが彼女にはぴったりに思う。ソレイユのお株を奪っちゃうような。ソレイユの輝きに負けない、ヒカリのシャイニング!

アイドル活動! ヒカリ&蘭ver.【ShortSize】
曲については「アイカツ!のCDについて語る その2」をご参照ください。ヒカリの永遠のライバルである紫吹蘭とのデュエットという嬉しいチョイス。しかしそこは「アイドル活動!」じゃなくて「Trap of Love」で聴きたかった……と思うのは僕だけではあるまい。デュエットだがハモらずユニゾンが多く、掛け合い云々よりもヒカ蘭の声の溶け合いを楽しみたい。

アイカツ!のCDについて語る その1(2020年3月17日)
アイカツ!のCDについて語る その2(2020年7月14日)
アイカツ!のCDについて語る その3(2020年8月11日)
アイカツ!のCDについて語る その4(2020年11月30日)
アイカツ!のCDについて語る その5(2020年12月22日)
アイカツ!のCDについて語る その6(2021年1月29日)
アイカツ!のCDについて語る その7(2021年3月15日)
アイカツ!のCDについて語る その8(2021年5月24日)


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Author: funapee(Twitter)
都内在住のクラシック音楽ファンです。コーヒーとお酒が好きな二児の父。趣味は音源収集とコンサートに行くこと、ときどきピアノ、シンセサイザー、ドラム演奏、作曲・編曲など。詳しくは→more

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